三重ブログ

三重県は鍵の生産量日本一! でも県民は防犯に疎いという現実……

あなたの家の鍵にも「MIWA」のマークがありませんか?

「三重県は鍵の生産量日本一」、これは県民の常識です。住宅の鍵メーカーとして国内最大手の「美和ロック」の主要工場4つのうち2つが三重にあり、そのうちの一つ玉城工場は生産量の70%を占めている主力工場です。フランス建築アカデミーのゴールドメダルを受賞した黒川紀章の兄にあたる、黒川雅之が設計した工場は東京ドーム3個分の広い敷地にあり、開発技術センターも併設していて約1,000人が従事しています。1人が複数の工程を管理する独自の「大規模多品種少量生産~出荷」システムを採用しており、三重県民の技術力でMIWAの鍵作りを支えているのです。そのため、三重に馴染みが深く、近隣では知り合いに従事している方がいるという方も多い環境にあります。

MIWAの工場があっても・・・。

住宅の鍵メーカー国内大手のMIWAがあり鍵の生産量日本一という環境なら、三重県民は防犯意識も高いのでは?と、思われがちですが、警視庁の発表している平成27年1~9月の犯罪統計資料によると、三重県の住宅侵入件数は1343件あり全国14位。とても防犯意識が高いとは言いがたい現状があります。そもそも県別の犯罪発生率も11位と高めであり、もう少し防犯意識を持ったほうがいいのではと懸念する数字です。

防犯意識は鍵の生産量に比例せず

当然のことかもしれませんが、鍵の生産量と防犯意識は比例しないようです。折角ですので、ここでひとつ防犯のアドバイスをしておきましょう。

家に帰ったら、あなたの家の鍵穴を見てみてください。鍵穴が縦向きで、ひらがなの「く」の字の形をしていたら要注意。メーカーがMIWAホームであれば鍵もチェックして、キーの両側に刻みがあるようであれば、その鍵穴は「ディスクシリンダー」である可能性が高いです。

ディスクシリンダーの鍵穴はピッキングや破壊に対する耐久性が低く、一説には熟練の空き巣なら数秒で解錠できてしまうとも言われている、かつて全国に7000万個普及していたシリンダーです。すでにMIWAホームでは製造を終了していますから、今後は減って行く一方。空き巣にとっては「今がチャンス」の狙い目という訳です。

1万円足らずで防犯性の高い鍵に交換出来ますので、もしも上記のテストで該当した方は、お近くの鍵屋さんに相談してみては如何でしょうか。

参考:http://www.miwa-lock.co.jp/tec/support/abolition_cylinder.html