三重ブログ

三重には海のお仕事が多い! だから「てこね寿司」は誕生した

 

三重はあまちゃんの宝庫

三重には海のお仕事をする人が多いのですが、その中でも輝くのは「海女」の存在です。全国には約2000人の海女さんが活躍しているのですが、そのうち半数の約1000人(平成22年調べ)の海女さんは三重にいるってご存知でしたか?

「あまちゃん」で脚光をあびた海女さんが三重県に多いのは、伊勢神宮に海産物を献上していたことや、販売ルートが確立されていたことが大きな要因といわれています。
スウェットスーツに身を包み、素潜りでアワビや伊勢海老・ウニなどの高級食材を水揚げするのですが、なんと70代80代でも現役の海女さんもいらっしゃいます。

伊勢発祥のてこね寿司

女性は海女として海へ、男は漁へと、忙しい地域だからこそ生まれた料理こそが「てこね寿司」!てこね寿司とは、カツオやマグロといった赤身の刺身をしょうゆなどで作ったタレに漬け込み、酢飯とあわせたちらし寿司です。

忙しい漁の合間に漁師が作る男の料理ですが、もとは弘法大師が伝えた漁師の栄養食ともいわれています。手でこねて作ったことからこの名前がついた訳ではなく、「混ぜる」をこの地方の方言で「こねる」ということから混ぜて作る寿司=てこね寿司になりました。

新鮮な魚介の宝庫である三重の漁師ならではの食文化を堪能できる郷土料理で、伊勢市周辺ではお客様をもてなす際やお祝いの席などで食べられます。

三重グルメに欠かせない存在

早くて簡単で美味しい、忙しい時のファーストフード的な存在ともいえそうですね。現在でも、伊勢うどんと並ぶ名物料理として三重県のいたるところで食することができます。自分でカツオをさばくところから始める体験型や、ウニやエビなど具だくさんなもの、伝統を貫いたものなどさまざまありますが、あなたならどのてこね寿司から試してみたいですか?