三重ブログ

9月4日は「くし」の日!くしにちなんで、三重を流れる「櫛田川」の由来と見所を紹介

三重県で「くし」といえば?

9月4日は9(く)と4(し)の語呂合わせで「くし(櫛)」の日!
くしを大切に扱い、美容に対する意識を高めてもらう為に1978年に制定されました。

「櫛」といえば、三重では松阪市を中心に流れる大きな川、「櫛田川」が思い浮かびますね。
この「櫛田川」、実は本当に櫛にまつわる伝承が地名の由来となっているのですが、知っていましたか?

知っている人にも知らない人にも。今回はくしの日にちなんで、改めて「櫛田川」の由来や見所を紹介します!

櫛田川の由来

「櫛田」という地名は、紀元前5年に皇女「倭姫命」がこの地を通過した際、田んぼの中にさしていた櫛を落とし、それを大若子命が拾ったというエピソードが由来となっています。倭姫命はその地を「櫛田」と名づけ、その地に社を建てました。また、そのエピソード以外にも数々の活躍をした大若子命は、後に倭姫命の命でその社の祭神になりました。

その社は櫛田神社として、一度は他の神社と統合されたものの現在も松阪市櫛田町にあります。毎年9月には、特殊神事として倭姫命の櫛に因んだ「櫛まつり」も行われています。

櫛田川も、同様の由来で「櫛田の地を流れる川」として名付けられました。

日本百景にも選ばれた秘境「奥香肌峡・宮の谷渓谷」

櫛田川近辺での観光スポットいえば、源流付近にある「奥香肌峡・宮の谷渓谷」。知る人ぞ知る秘境ですが、日本百景にも選ばれたこの渓谷は、雄大な自然をそのまま楽しめる景勝地になっています。

宮ノ谷峡谷遊歩道
(画像引用:宮の谷峡谷遊歩道
ここの一番の見所は滝。落差60メートルの「高滝」、落差80メートルの「風折滝」は迫力満点で、自然の美しさ、力強さを教えてくれます。ちなみに「風折滝」は、高さの割に水量が少なく、風が吹くと折れ曲がってしまうためこの名前がつきました。日本の滝100選にも選ばれています。

秋が深まれば紅葉も楽しめる奥香肌峡。探索には充分な装備が必要ですが、櫛を落とすほど雄大な自然を一度肌で感じてみるのもいいかもしれませんね。

参考:
観光三重 宮の谷渓谷
三重県神社庁教化委員会 櫛田神社