三重ブログ

もうすぐ中秋の名月!四日市市に現れる「お月見どろぼう」その正体は?

中秋の名月に現れる「お月見どろぼう」

9月の季節のイベントといえばお月見。
中秋の名月(旧暦の8月15日)にすすきとだんごをお供えし、お供えしただんごをいただきながら、月を鑑賞するイベントですね。

今年の中秋の名月は9月15日。そろそろお供えの準備と、どろぼう対策が必要になってきます。
どういうこと?と思ったあなたへ。実は四日市市には、昔から「お月見どろぼう」が現れるのです。

今回は、「お月見どろぼう」について紹介します。

「お月見どろぼう」って?

「お月見どろぼう」とは、戦前から昭和中期にかけて全国各地の農村地帯に伝わっていた風習で、中秋の名月の日だけはお供え物を子供たちが盗んでもいいというもの。子供たちは月からの使者として扱われ、盗まれた農家は翌年豊作になるといわれていました。

昔、山間部の農村には「片足御免」という風習があり、十五夜の夜は片足入ったところまでよその畑のものを盗んでもいい、というルールがありました。
それが転じて、「お月見どろぼう」になったといわれています。

古くはだんごを釣竿で釣って盗んだりしていたお月見どろぼうですが、近年では近所の家を「お月見くださーい!」と声をかけて回る堂々としたものになり、日本版のハロウィンのような行事となっています。

四日市市とお月見どろぼう

「お月見どろぼう」の風習は、時代の変化に伴い、年々行う地域が減ってきています。

そんな中、三重県四日市市は「日本一お月見どろぼうの風習が残っている地域」として、現在もこの風習を残すための取り組みを行っています。
最近では、諏訪栄町にあるすわ公園で、”アーケード商店街内の5つのドロボウチェックポイントを探す「スタンプ&クイズラリー」”といったイベントも行われました。

せっかくの遊び心ある日本の伝統文化、失われてしまうのはもったいない。
四日市市の取り組みにならって、今年からは皆で「お月見どろぼう」を楽しみたいですね。

参考:お月見どろぼう、しませんか?