三重ブログ

その数約800体!雛人形がずらりと並ぶいなべ市「あげきのおひなさん」

ひな祭りと雛人形

3月最初のイベントといえば、ひな祭り。
ちょうど桃が開花するタイミングであることから桃の節句とも呼ばれ、女の子のお祭りとして有名なイベントであることは皆さんご存知だと思います。

しかし、ルーツを辿ってみると、元は女性に限らず、男性も楽しんでいたイベントであるということは知っていましたか?
昔は男女問わず、厄除けのために人形を川に流す「流し雛」などの行事を行っていましたが、5月の「端午の節句」が男の子のお祭りとして認知されたため、「桃の節句」も女の子のお祭りとして広まっていきました。

また、女の子が中心のお祭りとなってからは、最初は内裏雛の男女2体しかなかった雛人形も、三人官女、五人囃子、左大臣に右大臣、さらに下にはお付きの従者の仕丁たち…と、より豪華になっていきました。

商店街の女性達が牽引する「あげきのおひなさん」

そんなひな祭りですが、いなべ市では、三重で一番盛り上がると言われるほど、町全体で様々なイベントが行われています。

いなべ市北伊勢町阿下喜の「あげきのおひなさん」は、家庭で眠っている雛人形を町おこしに活用しようと呼びかけたことからはじまったイベント。
メイン会場のウッドヘッド三重では、町の商店街の女性たち「はなもも会」が中心となって、集まった人形たちを通常の高さ3倍、横幅は7倍もある巨大な雛壇に並べます。

飾る雛人形の数はなんと800体もあり、ひな飾りも合わせると約1000点を飾り付ける大変な作業。
「はなもも会」の会員の水元さんは、作業についてこんな風にお話されています。

「寒いし、大変なんですよ。でも、見に来た人たちが『よかった』と言ってくれると、来年も頑張ろうという気になる」

引用:あげきのおひなさん 商店街の女性原動力

「はなもも会」の方々の努力で立派に飾られ、ずらりと並ぶ「あげきのおひなさん」。
その圧巻の美しさは今やいなべ市の春の名物として定着し、毎年多くの人が雛人形を楽しみにウッドヘッド三重を訪れます。

今では町全体が盛り上がるイベントに

「あげきのおひなさん」は、ウッドヘッド三重の他にも、阿下喜内の個人宅や飲食店など様々な場所で楽しめます。
「阿下喜散策MAP」も配られ、スタンプラリーなども実施しているので、スタンプを集めつつ、ひな祭りの空気を感じる町をふらっと散策するのもおすすめです。

2017年の開催期間は2/18(土)から3/5(日)。
昔の人々のように、女性だけでなく男性も、阿下喜で一緒にひな祭りを楽しんでみませんか?