三重ブログ

夫婦岩で行われる神事「大注連縄張神事」は年3回ある

三重県伊勢市二見町江にある神社「二見興玉神社」(ふたみおきたまじんじゃ)。古くから、人々は二見浦に詣で、夫婦岩(めおといわ)の間から差し昇る「日の大神」と、夫婦岩の沖合約700mの海中に沈む、祭神・猿田彦大神縁りの霊石と伝えられる「興玉神石」(おきたましんせき)を遙拝していたんだってさ。

夫婦岩は一般的には「夫婦円満や家内安全」、「海上保安や大漁追福」の象徴や祈願祈念されている。二見の夫婦岩では11月22日「いい夫婦の日」の前後の日曜日に毎年「夫婦岩の中心で愛を叫ぶ」イベントが行われている。このイベントは、境内から夫婦岩に向かって、大切な人へのメッセージを叫ぶという普段は照れくさくて伝えず来メッセージや感謝の気持ち、プロポーズなどが叫ばれる。何かと人気のイベントだ。

そんな夫婦岩にかかっているしめ縄を張り替える神事が毎年3回あるのです。

夫婦岩 大注連縄張神事

夫婦岩にかかっている大きなしめ縄「大注連縄」(おおしめなわ)は、約9m離れた男岩と女岩に結びつけられています。潮風にさらされるため、縄の傷みが早いとか。そこで神事「大注連縄張神事」として、1本が長さ35m・重さ40kg・太さ10cmのしめ縄を計5本張り替えています。5月5日・9月5日・12月中旬ごろの土日曜日の年3回張り替えられます。

いわゆる、夫婦岩の衣替えといったところ。

神殿でお祓いをした大注連縄を氏子や参拝者らの手によって夫婦岩に渡されます。

日付:5月5日、9月5日、12月中旬ごろの土日曜日
時間:10:00〜
場所:二見興玉神社
住所:〒519-0602 三重県伊勢市二見町江575
公共交通機関でのアクセス JR・近鉄「伊勢市駅」よりCANバスに乗り「夫婦岩東口」で下車。JR二見浦駅から徒歩約15分。

実は2017年の10月22日〜23日にあった台風21号のおかげで5本のしめ縄が切れてしまった。その後張り替えたのですが予定通り、12月に行われる「大注連縄張神事」で改めて5本すべてを新調するそうです。

また、三重県にはお綱かけ神事が行われているところがもう一つあります。熊野にある「花の窟神社」(はなのいわやじんじゃ)にて春と秋の祭典「お綱かけ神事」が行われます。コチラの行事でも、一般人も参加でき、縄に触れられます。

参考:
二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)
花の窟・花窟神社【はなのいわや】 世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』