三重ブログ

三重県はお茶の生産量第3位って知ってた?

三重県の名産品といえば皆さんは何を思い浮かべますか?伊勢エビ、真珠、などなどいろいろありますよね。意外と知られていないかもしれませんが、この名産品の中に、実はお茶も入るんです。三重県のお茶生産量は全国で第3位。これは三重県の魅力の一つとして注目ポイントですよ。今回は三重県のお茶について見てみましょう。

 

古来より栽培に適した地

三重県は年間平均気温で見ると14~15度、地形で見ると南北に細長くて西に鈴鹿山脈、東には伊勢湾といった温暖な気候と地域にあたるため、お茶の栽培に適しているのです。その歴史は南北朝時代にはすでに始まっており、当時虎関師錬(こかんしれん)という人物による『異制庭訓往来(いせいていきんおうらい)』という書物に銘茶の産地として紹介された記録が残っています。

現在の三重県のお茶の生産量は平成29年時点で6130トン(平成30年2月20日発表の農林水産統計より)に上り、静岡県、鹿児島県に続いて全国第3位の実績を誇っています。生産量だけでなく品質もとても高く、茶品評会で何度も農林水産大臣賞を受賞しているんですよ。

 

南北で特徴が分かれている

このように県内全体で高い生産量と品質を誇る三重県のお茶ですが、県の南北それぞれでは、一般的な煎茶に加えてさらに特色ある作り方で作られているお茶もあります。

まず北勢地域では、四日市、鈴鹿、菰野などの地域で「かぶせ茶」が生産されています。一番茶の摘採時期は例年5月中旬頃からになります。この地域で生産されるかぶせ茶は、鮮やかな緑色で太撚りとなっており、香りが薄いですが味は濃いめです。

次に南勢地域では飯南、度会、大台周辺でお茶の生産が活発であり、こちらでは「深蒸し煎茶」が作られています。この茶葉は4月下旬あたりから一番茶の摘採が始まります。かぶせ茶と違って浅い緑色の太撚りのお茶になり、味も香りもやや薄めになっています。

ちなみにかぶせ茶は、収穫の2週間前頃から黒いネットを茶畑にかぶせて作られたお茶のことをいい、テアニンなどのうまみ成分が豊富でまろやかです。一方で深蒸し煎茶は、通常の煎茶よりも長い時間蒸して作られた茶葉のことを言います。通常の煎茶よりコクやうまみが良く引き出されます。またかぶせ茶に限って言えば、生産量は全国一位です。

 

取り扱いは県内多数のお店で

いかがでしたか?北勢のかぶせ茶、南勢の深蒸し煎茶、そして煎茶らを合わせ、三重県はお茶の栽培が盛んなのです。これらの茶葉は、県内の多数のスーパー、デパートやお茶専門店で取り扱われています。三重県民でもそうでなくても、ぜひ一度は味わってみたいですね。