三重ブログ

あまり知られていないけど、実はすごい企業 ニッチな分野に挑戦し続けるポンプメーカー【株式会社みつわポンプ製作所】

三重には、独自の路線を切り開き、大企業が扱わないニッチな分野に挑戦しているポンプメーカーがあります。一般にあまり知られていない小さな企業にもかかわらず、日本全国に事業を展開し、さらにアジアにも進出しています。そのメーカーとは、みつわポンプ製作所です。

 

60年以上一貫して“ポンプ屋”。小規模ながらも世界へ羽ばたく

みつわポンプ製作所は、1956年に設立されたポンプメーカー。固形物が入った液体を移送する「スラリーポンプ」という特殊なポンプの開発・製造・販売を、自社で一貫して行っています。

独自技術により開発した製品は、自動車、鉄鋼、電子部品、化学、製紙、環境関連など、幅広い分野のメーカーが採用。全国的にも知られ、ブランド力を伸ばしています。2009年には、中小企業庁の「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社」に選定されています。また、近年では、アジアまで販売網を広げています。

 

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大手企業にできないことをやる。ニッチなメーカーを目指す

20年ほど前、先代の社長は、自社製品を日本全国へ売ろうと考えていたときに、周囲から「小さな会社が全国へ売り出すなど無理だ」と言われたそうです。

社員20人ばかりの企業が、全国規模で、大手企業などがひしめく競合他社と張り合うのは、あまりにも無謀です。「規模を拡大するのか」、それとも「技術に特化するのか」、同社に選択が迫ります。
その結果、同社は、小さな企業として、大手企業が扱わない分野に特化する方向にかじを切ります。

先代の社長は自ら全国を飛び回り、地道な営業を重ね、全国の代理店と提携を結ぶことに成功します。現在では、北は北海道から、南は沖縄まで、全国に同社の製品が使われるまでになっています。

 

顧客から人間的に信頼されることが大事

同社では、顧客のニーズに応えた良い製品をつくることだけを念頭に置いているわけではありません。顧客から社員が人間的に信頼されることも大切にしているそうです。

例えば、ホームページでは、営業担当陣を特撮ヒーローに見立てて「ポンプレンジャー」と呼んでいます。そして、メンバー(担当者)は、顔写真入りで「スマイル前原」や「ガーリー加藤」というように紹介。親しみが持てるような工夫をしています。

また、2か月に1回、取引先に向けて「みつわニュース」というニュースレターを発行。10年以上続いている取組みで、製品やサービスについての情報や、社員の身の回りの出来事などが書かれています。取引先の反応から、手応えを感じているそうです。

 

最後に、みつわポンプ製作所の社名にある“みつわ”とは、3つの輪を指すそうです。これは、「ヒト」「モノ」「カネ」という意味合いのほか、「メーカー」「販売会社」「ユーザー」という意味合いもあります。同社は、3つの輪のつながりを更に強固なものとするよう、東員町から絶えず創造の息吹を送り出しています。

 

【株式会社みつわポンプ製作所の概要】

所 在 地 : 三重県員弁郡東員町山田新蔵原3617

TEL : 0594-76-1100

設 立 : 1956年7月

資 本 金 : 4,500万円

業 務 内 容 : 工業用ニッチ分野の環境関連用スラリーポンプの製造・販売

公式ホームページURL: https://www.mitsuwapump.jp/