三重ブログ

ご存じですか? 紀宝町・御浜町の特産「マイヤーレモン」

突然ですが、「マイヤーレモン」をご存じでしょうか?

日本での生産はまだ少ないのですが、国内生産量の9割以上を紀宝町・御浜町産が占めており、一大産地となっています。

にもかかわらず、三重県内での知名度は、それほど高くはありません。

そこで今回は、もっと多くの方に知ってもらいたいという思いから、マイヤーレモンを取り上げます。もう、マイナーなレモンだなんて言わせません。

 

マイヤーレモンとは?

マイヤーレモンは、レモンとオレンジまたはマンダリンの自然交雑種と考えられているカンキツ類です。
1908年、アメリカ農務省のフランク N. マイヤー氏が中国・北京近郊で発見し、彼の名をとって命名されました。
日本では、戦後、関西の実業家がアメリカから持ち帰り、兵庫県川西市の学校の敷地に苗木を植えたことが、栽培の始まりだそうです。

果実は、レモン特有の突起が小さく、球形に近く、直径は7 cmほどです。熟すとオレンジがかった黄色になります。

気になるお味は、レモンと比べて酸味が少なくまろやかで、独特のスパイシーな香りがします。
果皮は薄くて柔らかく、えぐみもないため、皮ごと食べることができます。また、果汁が多く、料理や加工にも適しています。

収穫時期は、黄色く色づいた果実の場合、例年、11月から1月末ごろです。黄色く熟す前のグリーンレモンは、8月末からです。

熊野市以南の道の駅では、収穫時期になると、マイヤーレモンの生果実が並びます。このほか、ジュース、スイーツ、マーマレード、ぽん酢などの商品も、道の駅をはじめ、特産品販売店やお土産店などで購入できます。

 

マイヤーレモンを使用したチューハイが登場

三重南紀地方(熊野市、紀宝町、御浜町)で収穫されたマイヤーレモンを使用して作ったチューハイが、三重県、愛知県、岐阜県限定で、今年9月から販売されています。

商品名は、“「寶CRAFT」<伊勢路マイヤーレモン>”。マイヤーレモンのストレート果汁と、国産レモンペースト、厳選した樽貯蔵熟成焼酎を使用しています。マイヤーレモンならではの豊かな香り、まろやかな甘さとともに、ほろ苦いピール感とコクのある味わいが楽しめます。アルコール分は8%です。

 

「寶CRAFT」<伊勢路マイヤーレモン>の詳細はこちら

 

発がん抑制効果も

お酒の後は、健康に関する話題で締めたいと思います。

マイヤーレモンや、それを使ったスイーツなどをぜひ食べてみたいですけど、どうせ食べるなら、体にいいと好都合ですよね。

レモンに含まれる成分には、血圧上昇抑制、循環器系疾患予防、骨粗しょう症予防などの効果があることが報告されています。

一方、マイヤーレモンに関しても、少数ですが、健康機能に関する報告例があります。
細胞と動物を用いた最近の研究では、マイヤーレモンに多く含まれる成分に、発がん抑制効果があることが示されています。

マイヤーレモンに関する研究は、まだ緒に就いたばかり。今後、更に発展していくことが期待されます。