三重ブログ

折り鶴に願いを込めて!湯の山温泉 縁結びのお寺とは?!

三重県の北部にある鈴鹿山脈に属する御在所岳。その東側のふもとに、1,300年もの歴史がある湯の山温泉があります。いにしえより続くこの温泉は、多くのさまざまな人々の心や身体を癒してきた温泉です。そんな湯の山温泉には、折り鶴を奉納すると、恋愛が成就すると言い伝えのあるお寺があるのです。どんな言い伝えなのか、どんなお寺なのかご紹介します。

 

折り鶴を奉納して恋愛成就?!その謂われとは!

ときは江戸時代のころの話。上方(現在の大阪)の商人の家に生まれたひとり娘である葵(あおい)は、店の使用人佐吉と恋に落ちてしまいました。当然その時代、身分の違いで許される恋ではありませんでした。思い詰めたふたりは、許されぬならあの世で一緒になろうと、心中を図ろうとさまよい、湯の山温泉に辿り着きます。そして、ふたりが蒼滝に身を投げようとしたその時、ひとりの僧兵(寺院の警護僧)があらわれ、ふたりに向かって、温泉に浸かって、もう一度考え直してはどうかと言って励ましました。

ふたりは湯の山温泉のお湯に浸かり、心中する事はやめようと思い直し、あくる日に僧兵にお礼を言うため“三嶽寺”を尋ねました。ところが、僧兵は見当たりません。ふたりはせめてものお礼にと、千代紙で折り鶴を折り、お寺に奉納しました。すると折り鶴はひらひらと舞い上がり、天にめがけて飛び立っていったといいます。数年後、夫婦になったふたりが三嶽寺の住職を尋ねたところ、ここ何十年も僧兵はいないとのこと。あの僧兵は仏様のかりのお姿だったとふたりは思いました。そしてふたりは末永く幸せに暮らしましたとさ。(湯の山温泉公式HP 恋結び折り鶴伝説より)

 

どのように折り鶴を奉納すればいいの?

現在でも、恋結びや永遠の幸せを祈願する多くの人たちが、この三嶽寺を訪れています。

三嶽寺の本堂へ行くと、奉納箱ならぬ奉鶴箱がおいてあり、奉鶴箱の横の引き出しに折り紙が用意されています。その折り紙で奉納するも良し、自分の好きな千代紙や折り紙で、折り鶴を折って奉納してもかまいません。

必ず、片思いの人は相手の事を想いながら、カップルの人たちはお互いを想いながら、折り鶴を折ってください。伝説のように、折り鶴がひらひらと天に向かって舞い上がったのなら…。

恋結びのお寺として話題の三嶽寺ですが、もうひとつご紹介したいのが、大石恋石。湯の山温泉の菰野町名産である菰野石(こものいし)に、恋結びやみんなが幸せになりますようにとご祈祷されたお守りの石です。ご祈祷料(代金)はお心づけで。

 

折り鶴に恋愛成就の願いを込めて。なんてロマンチックな事でしょう。最近ではパワースポットとして静かなブームになっています。

また、湯の山温泉には、日本一の白鉄塔がある御在所ロープウェイが運行しています。ロープウェイでの空中散歩は大自然の絶景が広がる圧巻の風景です。

三重県の奥座敷湯の山温泉。心と身体を癒しに、ぜひ訪れてみてはいかがですか。

 

画像引用 http://genki3.net/?p=23904