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若い女性にも大人気!! 今、落語がブーム?! 三重県出身 三代目林家菊丸さんをご紹介!!

日曜日夕方放送中の国民的人気番組「笑点」。ご覧になっている方も多いのではないでしょうか。この番組に出演しているのは、みんな落語家さんですね。近年、この落語家さんたちと落語そのものが、若い人たちの間で人気が出てきている事をご存知ですか?

今回は、落語が若い人たちに人気になっているその理由と、三重県出身の落語家三代目林家菊丸さんをご紹介いたします。

 

そもそも落語とは

落語は、江戸時代に発祥し、現在まで継承されている古典芸能のひとつです。落ちる語りと書いて落語、つまり印象的で粋な“落ち”でしめる噺なので、落語とよばれています。

そして落語は、共演者やセットはなく、落語家さんが登場人物をひとりで演じています。自在に声色や表情・所作を変え、観る人々に噺の内容を想像してもらう“話芸”です。

また落語は、おもしろい噺だけだと思われがちですが、ほろっと泣ける人情噺や背筋のゾッとする怪談噺など、古典落語から現代風の新作落語までさまざまな種類があるのです。

 

落語がブームに?

以前は、お年寄りの娯楽といったイメージが強かった落語ですが、10年ほど前にNHKで放送された「ちりとてちん」、ジャニーズアイドル二人が共演した「タイガー&ドラゴン」など、落語や落語家さんがテーマになったドラマが放映された頃から、若い人たちが寄席や落語会に足を運ぶことが増えてきました。

そして、2010年から漫画雑誌に連載された「昭和元禄落語心中」が若い女性たちを魅了し、アニメ化されテレビで放送されました。その人気はとどまることなく、NHKで実写ドラマ化されイケメン俳優たちが演じ、今年10月から12月まで放映されています。落語に興味がわき、寄席や落語会に足繁く通う若い女性が急増中です。

それから寄席や落語会は、表情や所作がみえる範囲の小さなホールや落語の定席などで行われることが多く、落語家さんを身近に感じることができます。

また寄席や落語会の終演後、送り出しといって、落語家さんが観客をお見送りに出てきてくれることがあります。贔屓の落語家さんに直に会えるのも、若い女性に人気が出る魅力のひとつかもしれないですね。

 

三重県出身 三代目林家菊丸さんをご紹介

林家菊丸さんは、三重県亀山市生まれ。上方落語協会所属の落語家さんです。1994年に四代目林家染丸さんに入門。2014年9月には、上方落語の由緒ある大名跡「林家菊丸」を115年ぶりに復活させ、三代目林家菊丸を襲名されました。およそ一年かけて、全国各地や海外で襲名披露公演が行われ、三重県四日市文化会館にて華々しく千秋楽公演を終えられました。現在も、精力的に全国各地で、寄席や落語会で落語を披露されています。その披露される落語は上質で、定評が高く、数々の賞を受賞されています。

もちろん三重県内各所で落語を披露されています。落語以外では、三重テレビの「とってもワクドキ!」の木曜メインキャスターで、郷土愛溢れる精神で三重県内のロケに自ら出て、お茶の間にさまざまな情報を発信されています。また、国立三重大学の社会連携特任教授に就任され、特別落語講座を開講されています。生まれ故郷の亀山市では文化大使として、亀山市の文化振興に寄与するため、さまざまな事業に取り組み、活動されています。そして、あの国民的人気番組「笑点」の毎年恒例お正月特番に、西軍(上方落語)代表として出演されています。

> 三代目林家菊丸さんの活動のご紹介はこちら
(コウノトリ落語寄席普及実行委員会)

 

最後に、落語ならではのふたつの魅力をご紹介。

ひとつめの魅力は、落語家さんの豊かな表現力を楽しめる事。例えばうどんを食べているところを演じられると、本当にうどんが食べたくなったり、そろばんを弾いているシーンでは本当にそろばんが見えたり。小道具は扇子と手ぬぐいだけですが、それが本物に見えてくるのです。

もうひとつの魅力は、同じネタ(演目)でも、演じる落語家さんによってまったく味の違う噺になることです。表現力の違いですね。

落語に興味がわいた方!!ぜひ寄席や落語会に足を運んでみてくださいね。