三重ブログ

三重の平成をたどる②_「文化・スポーツの発展を遂げた時代、三重の力を全国、海外へ」

日本列島の真ん中に位置しながら、新幹線が通っていない三重。昭和の三重は文化的に発展していたとは言えなかったかもしれません。そんな中、平成に入り5年あまりが過ぎた頃、三重の文化に大きな波をもたらす2つの施設がオープンしました。

 

三重で見た憧れのアーティスト

平成6年、肩を並べるようにスタートしたのは伊勢市の「三重県営サンアリーナ」(以下、サンアリーナ)と津市にできた「三重県総合文化センター」(以下、総文)。

 

サンアリーナは『まつり博・三重’94』の会場としてスタートを切った後、アーティストのコンサートやスポーツ関連の会場として使用されています。これまでには、Mr.Children、DREAMS COME TRUE、福山雅治、いきものがかり、GLAY、浜崎あゆみなど、まさに平成を代表するアーティストのライブが行われました。そして、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMPのツアー会場ともなったことで「三重×ジャニーズ」が実現。好きなアーティストの歌が聴ける、会えるという嬉しさの上に、「地元の三重で」という喜びが重なったのではないでしょうか。

 

総文は三重県文化会館をはじめ、生涯学習センター、男女共同参画センター、三重県立図書館などからなる総合文化施設で、文化会館は『国民文化祭』がこけら落としでした。津市役所の近くにあった旧文化会館は「県文」という呼び名で親しまれていましたが、移転後はオペラやミュージカル公演にも対応できる会場となり「総文」という呼び名に変わりつつあります。クラシックのコンサートが多く開かれ、ファンを喜ばせるとともに、これまで直に触れることができなかったクラシックコンサートが身近なものとなりました。

 

全国・海外が近くなる玄関口の誕生

こうして三重が文化的に発展していく中、県外、そして海外への出発点が誕生しました。中部国際空港・セントレアへのアクセス港である「津・なぎさまち」です。なぎさまちから高速船に乗り、およそ45分でセントレアに到着。三重と世界を一気に近づけてくれた、そんな気がしてなりません。

 

三重が誇る金メダリストの証

そして、平成29年、津市産業・スポーツセンター内に屋内総合スポーツ施設「サオリーナ」がオープンしました。施設名はご存知のとおり、三重が誇るアスリート・吉田沙保里さんのお名前に因んだもの。施設内には吉田さんの等身大フィギュアも展示されています。平成最後の大きな県内建設事業だったともいえる「サオリーナ」。令和2年に同会場で開催される「三重とこわか国体」も楽しみです。

 

平成の三重は、文化・スポーツ分野、対外的にも発展した時代でした。そんな中、レスリング選手の吉田沙保里さん、マラソン選手の野口 みずきさんといったオリンピック金メダリスト、サッカー日本代表の山口蛍さん、人気アーティストの西野カナさんなどが活躍され、平成26年夏の甲子園では三重高校が準優勝しました。

 

新しい時代・令和も「三重の力を誇れる」、そんな時代になってほしいものです。