三重ブログ

志摩市観光協会が導入した、AIチャットボット「Bebot」って?

三重県志摩市観光協会が、2019年11月から訪日外国人向けAIチャットボット「Bebot」を導入開始しました。
これにより訪日外国人が、手持ちのスマートフォンを使って、簡単に観光情報を取得できます。
2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、更なる観光客の増加が見込まれるため、注目度が高い取り組みのひとつです。

 

「Bebot」ってどんなAI?

Bebot(ビーボット)は、AI(人工知能)による、訪日外国人向けのチャットコンシェルジュサービスです。
多言語対応で24時間、利用者の質問やリクエストに回答します。

「Bebot」の使用方法

アプリのダウンロードは一切不要で、ブラウザから志摩市観光協会の英語版WEBサイトにアクセスするだけ。
自動的に画面内にチャットアイコンが表示され、AIとのチャットが開始します。

なるべく時間を無駄にしたくない旅行時には、手間が掛からない点も嬉しいですね。

「Bebot」に聞ける質問例(英語)

「横山展望台への行き方は?」
「伊勢えびはどこで食べられる?」
「真珠のお土産はどこで買える?」など

周辺の観光スポットやおすすめの飲食店をチャットで質問できます。

 

志摩市観光協会以外の「Bebot」導入事例は?

直近での「Bebot」導入事例をいくつかご紹介します。

・2019年7月、ホテルオークラ東京ベイにて導入開始
ホテルを利用する訪日外国人客に対し、客室・ホテル内施設に関する問い合わせ、周辺観光スポット、飲食店の予約など、英語及び中国語対応のチャットで案内します。

・2019年11月、東京メトロ銀座線にて実証実験開始
訪日外国人客の多い銀座線各駅にて、乗り換え案内や駅周辺の観光スポットを英語対応のチャットで案内します。

訪日外国人客が多い地域・施設で「Bebot」の活用が注目されています。
志摩市観光協会も、観光地としてAIチャットボットの導入にいち早く着目しました。

 

「Bebot」を導入するメリット

実際に「Bebot」を導入することによって、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

・窓口業務の効率化
窓口や電話など人力で対応していた問い合わせをチャットボットに移行し、人手不足を解消します。

・混雑緩和(オーバーツーリズム対策)
旅行者が事前調査をしやすく、現地でもスムーズな観光が可能になることから、混雑緩和効果が期待できます。

・一旅行者あたりの消費額アップ
旅行者がスマートフォンを使って気軽に質問できるため、知らなかった観光スポットの発見や、飲食店予約のハードルダウンに繋がります。

・チャット履歴から潜在ニーズの発見
利用者からの質問・問い合わせをデータとして蓄積し、観光客満足度の向上に活かすことができます。

・「災害時用Bebot」との連携による、リアルタイムの情報発信
日本滞在時の緊急速報・避難場所配信など、災害時のサポートを行い、安心安全な旅を提供します。

「Bebot」は人手に代わるチャットコンシェルジュ機能で、観光地の負担を軽減しながらも訪日外国人の満足度を上げるという、双方にとってメリットのあるサービス。
今後も、志摩市観光協会の「Bebot」を活用した取り組みに注目です。