三重ブログ

桑名の氷菓といえばコレ! その名も、アイス饅頭(桑名市)

「あ~、暑い!」
こんな時、ふと、おやつに食べたくなるのはアレですよね? そう、アレ、アレ。
そのアレが、ジェラートでも、シェイクでもなく、アイス饅頭を思い浮かべたあなたは、……北勢エリアの魂(ソウル)を持った人です。
アイス饅頭は饅頭といっても、小麦粉の生地も、餅も使っていません。あずきは使っていますが、……練乳とともに凍っています。
「それって、アイスキャンディーじゃ……」などと思っても、どうか、口に出さないでください。
これは、桑名の代表する氷菓です。市内各所で販売されている、子どもの頃から慣れ親しんだ、安くて、美味しい味。かじると、遠い夏を思い出します。

マルマンの懐かしい味わい

桑名のアイス饅頭を代表する店舗の一つ、マルマン。石取会館の向かいにあります。店に入ると、可愛い犬が出迎えてくれます。
袋を開けると、ここのアイスは、上にあずき、下に練乳の二重構造。
最初はしっかりした粒のあずきを味わい、やがてまろやかな練乳の部分へ。シンプルだけど、最高の組み合わせで、暑い毎日の気だるさを吹き飛ばしてくれるようです。

アイス饅頭は、マルマンだけじゃない。ぜひ食べ比べを

桑名市内には、マルマンのほかにも、寿恵広、新栄堂といったアイス饅頭を販売する代表的な店舗があります。それぞれオリジナルの商品で味わいも違いますので、ぜひ食べ比べてみてください。
寿恵広は、昭和25年頃から作り続け、当時の製法を守っている伝統の味。固めの食感がたまりません。
桑名市役所の近くにある新栄堂は、練乳がしっかり乗っていて味がやさしいです。

詳細・アクセス

■三重県観光連盟公式サイト「観光三重」内のアイス饅頭紹介web記事
https://www.kankomie.or.jp/spot/detail_21520.html

1.マルマン
■住所
〒511-0039 三重県桑名市京町33(石取会館前)
■アクセス
https://goo.gl/maps/b6nHp4jkBFzAzCL4A

2.寿恵広
■住所
〒511-0057 桑名市三ツ矢橋11
■店舗サイト
http://suehiro-hiros.com/index.html
■アクセス
https://goo.gl/maps/EJyjmRM1faUjB5sg6

3.新栄堂
■住所
〒511-0069 三重県桑名市新矢田2丁目41(桑名市役所南)
■アクセス
https://goo.gl/maps/5HS5tfrzvW7y2VUu6

アイス饅頭と美味しさ

アイスが初めて日本で作られたのは明治2年(1869年)で、グリコのサイトによると、当時のアイスは、現在の価値で8,000円くらいしたそうです。
それから大正、昭和と時代を経て、戦後に桑名でアイス饅頭が定着しました。まだ日本が貧しかった昭和20年代、このアイス饅頭はきっと、子どもたちにとってとびきり贅沢な味だったのでしょう。
それに比べ、現在は美味しいモノや、美味しいと思える価値観はどんどん増えました。でも、昔に比べて、美味しさの本質は上がったのでしょうか?
アイス饅頭を味わっていると、贅沢とはごくごくシンプルな中にこそ本質があるのかもしれない、と感じました。