三重ブログ

知らなきゃ伊勢神宮は語れない?鳥居前町『おはらい町』

三重県伊勢市にある伊勢神宮といえば、「お伊勢さん」の愛称で知られる日本人なら知らない人はいない由緒正しき神社ですよね。

昨今では日本人のみならず海外からの観光客にも人気がある、まさに日本を代表する人気スポットの一つです。

そして古来より有力な神社や寺院の周辺には町が形成されていることが多く、伊勢神宮にも『おはらい町』という鳥居前町が存在します。

実はこの『おはらい町』は、伊勢市の代表的な観光地と言われていることをご存知でしょうか?

今回は伊勢神宮の鳥居前町、『おはらい町』についてご紹介します。

 

伊勢神宮への参拝とセットで行きたい『おはらい町』

『おはらい町』は先述のとおり伊勢神宮の鳥居前町で、江戸末期から明治初期といったお伊勢参りで賑わっていた時代の町並みを楽しめる観光地です。

江戸時代には年間で200~400万人もの参拝客が足を運んだと言われている鳥居前町で、庶民にとっては憧れの地でもありました。

現代のように便利な交通手段もない時代に、それだけ多くの参拝客が訪れていたということからも、その人気ぶりが伺えますね。

800mもの美しい石畳が宇治橋から五十鈴川に沿って続き、その通りには切妻造の木造建築が軒を連ねる、情緒あふれる観光スポットです。

しかし、明治初期まで特に賑わっていた『おはらい町』ですが、1970年代後半になると高度経済成長期の影響で衰退していきます。

道が整備され、伊勢神宮にバスや車で直接乗り付ける参拝客が増えていった反面、『おはらい町』に立ち寄らずにその場を去る参拝客も増加していきました。

 

三重県の魅力が凝縮された『おかげ横丁』

訪れる人が激減し、近代化の波も相まって古き良き建造物が姿を消していった『おはらい町』は、次第に観光地としての魅力を失っていきました。

そんな中、1993年に赤福餅で有名な赤福の社長の号令で『おはらい町』の中心に小さな町『おかげ横丁』が完成します。

伊勢特有の町並みを忠実に再現した『おかげ横丁』は話題を呼び、次第に足を運ぶ人たちも増え、三重県伊勢市を代表する観光地になりました。

また『おかげ横丁』には伊勢志摩の特産物やお土産を扱う物産店や地元グルメが楽しめる飲食店も多いことからも、人気の理由が納得できますね。

『おはらい町』そして『おかげ横丁』はレトロな町並みを楽しみながらもグルメや特産品まで楽しめる、非常にお得な観光スポットです。

民家、郵便局、銀行なども含めた大半の建物が伊勢特有の木造建築のため、便利でありながらも景観を失わない徹底さも魅力ですね。

三重県が誇るグルメ、名産、歴史などを一度に楽しめる場所ですので、伊勢神宮に参拝の際にはぜひ足を運んでみてくださいね。