ベビースターラーメンは三重が発祥!あの黄色いキャラクターが誕生したきっかけとは

「もったいない」精神から生まれたベビースターラーメン
誰もが一度は食べたことがあるはず!子供だけでなく幅広い年齢層に人気のお菓子、ベビースターラーメンは三重県で生まれました。
当時おやつカンパニー(旧社名:松田産業)では即席麺を天日干しで製造していましたが、乾燥工程で麺の「かけら」がこぼれ落ちていました。それを見た創業者が「もったいない」とこぼれる前に袋に受け、味付けをして揚げたものを従業員に振る舞っていたとか。これが「ベビースターラーメン」のルーツです。
ベビースターのキャラクターって実は二代目なんです
1959年に「ベビースターラーメン」は10円で発売されました(当時の商品名は「ベビーラーメン」)。当時のパッケージはオレンジの背景に女の子でした。ベビースターといえば赤いチャイナ服を来た黄色いキャラクターのイメージが強いと思いますが、実は二代目なのです。
現在のキャラクターは男の子「ベイちゃん」10歳と女の子「ビーちゃん」8歳、二人合わせて「ベビーちゃん」。1988年にベビースターラーメンの商品力をさらに上げるべく、駄菓子・古いイメージを一新するために生まれました。
三重から世界へ!ベビースターの進化が止まらない
ベビースターは現在も着々と進化を続けています。一口サイズに固めた「ラーメン丸」や幅広なベビースター「ドデカイラーメン」、誰もが一度はやってみる「お湯をかけて食べられるベビースターヌードル」や地域限定の「ご当地ベビースター」など、新しい商品にチャレンジする一方、定番のチキン味も毎年少しずつ味を変えるなど努力を怠りません。
さらに、2014年におやつカンパニーは米投資ファンドと業務資本提携を行い、「ベビースターラーメン」の海外展開の強化にも着手。三重で生まれて日本全国で愛されているベビースターが、世界のおやつになる日もそう遠くないのかもしれませんね。ますます進化し続けるベビースターから目が離せません!