ネーミングライツにより二つの施設の愛称が変わった

三重県伊勢市で行われたネーミングライツにより、伊勢市にある二つの施設の愛称が平成29年(2017年)4月より愛称が変わることになりました。ネーミングライツとは、施設などの名称に、スポンサー企業等の名称や商品名などを設定できる施設命名の権利付与のことです。地元民にはなじみのあるあの施設の愛称が変わるのです!
ネーミングライツで変わる愛称
平成28年8月15日より「伊勢市倉田山公園野球場 」「伊勢市観光文化会館」のネーミングライツを募集。平成28年11月25日に二つの施設のネーミングライツスポンサーの合同調印式が行われました。そして2017年の4月より愛称が変わるということです。
伊勢市倉田山公園野球場 とは
伊勢市にある硬式野球場。伊勢市の中心部からは離れておらず、アクセスはしやすい。伊勢市随一の硬式野球場です。球場の入り口には、市出身でプロ野球草創期の名投手・沢村栄治氏と西村幸生氏の銅像が飾られています。プロ野球オープン戦も行われた野球場としても有名。
住所:〒516-0014 三重県伊勢市楠部町159−1
伊勢市観光文化会館とは
さまざまな講演やコンサートなどを行える施設。地元の人からは「観文」と言われている。宇治山田駅の目の前にあり、「徒歩1分」というかなりの近距離です。過去には吉本新喜劇も行われました。
住所:〒516-0037 三重県伊勢市岩渕1丁目13−15
ネーミングライツスポンサーとなった二つの企業
ネーミングライツスポンサーとなってくる企業は、三重県民の胃袋を喜ばせてくれる「株式会社ダイム(小売業、三重県)」と、伊勢市や鳥羽市にも工場がある大手総合電機メーカー「シンフォニアテクノロジー株式会社」(電気機器、東京都、旧神鋼電機株式会社)の2社です。どちらも三重県にかかわっていますね。
それぞれの愛称は以下の通りになりました。
愛称の変わった二つの施設
伊勢市倉田山公園野球場 → ダイムスタジアム伊勢
伊勢市観光文化会館 → シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢
なんとも分かりやすいし、かっこいい!だだし、これはあくまで「愛称」であって、正式名称はそのままのを利用するようです。
ダイムスタジアム伊勢では、すでに球場入り口にある看板が変わっていて、シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢は、看板やHPのアイコンが変わったことがわかります。
参考:伊勢市観光文化会館
命名権料はなんと、伊勢市倉田山公園野球場が年額300万401円、伊勢市観光文化会館が年額500万円となっています。金額がすごい!
そして平成29年4月1日~39年3月31日の10年間の間、この愛称が使われるそうです。これから10年間よろしくお願いします!