三重の珍しい桜の品種「横輪桜」平成30年に新品種として認定

  1. 伊勢志摩

三重県伊勢市横輪町にしかない「横輪桜」。
大きな花と、葉と一緒に花が開くのが特徴です。

実は「横輪桜」はこれまで品種が不明とされていましたが、平成30年に公益財団法人・日本花の会から新品種(認定番号 第010号)としてついに認定。

今回の認定で、正式に「横輪桜」(よこわざくら)として新品種認定されたということです。(名称は変更なし)

参考:郷の恵 風輪

横輪桜について

「横輪桜」はソメイヨシノに比べ2~3倍の大きさの花びらを付けます。
さらに特徴として、濃いめの色で約5~14個の花弁が混在する一重八重咲、大輪、淡紅色で香りのある花を咲かせます。

そんな「横輪桜」を横輪町にある「横輪町活性化委員会」が公益財団法人・「日本花の会」に申請し、平成30年3月1日に新品種として認定されました。

実は「横輪町活性化委員会」は、2011年にも「横輪桜」を申請していたのですが、当時の「日本花の会」にはそもそも新品種の認定制度がなく、この度改めて申請し新品種として認定されたとのことです。

この桜はサトザクラ類の品種で類似品種である千里香、大提灯とは葉縁鋸歯や苞の形で区別されます。約5~14個の花弁が混在する一重八重咲、大輪、淡紅色で香りのある花を咲かせます。http://www.hananokai.or.jp/sakura/sakura-system/

「横輪桜」は江戸時代後期から三重県伊勢市横輪町内にあったとされる品種で、町内各所に植栽されてたくさん町内に存在しています。

そんな横輪町で「横輪桜」にちなんだイベントがあります。

4月には横輪桜まつり

桜 カメラ

横輪桜の開花期間に伊勢市横輪町で「横輪桜まつり」が開催されます。横輪桜のサクラが濃いピンクに染まり、あたりを鮮やかに彩ります。

イベント:横輪桜まつり

開催期間:4月上旬~4月中旬 ※桜祭り:4/1~15 4/7イベント開催
会場:伊勢市横輪町
駐車場:有料
公式サイトはこちらから

筆者も、カメラを持って横輪に出かけたいと思っています!
この季節しか、横輪町でしか楽しめない桜を存分に愛でましょう。

駒田

キャリアベース三重の運営担当。鈴鹿市出身、三重大学卒業、伊勢市在住な、THE・三重っ子。最近は、カメラを持ち、三重の北から南まで走り回っています。趣味は旅行。伊勢市在住だけど隣の鳥羽市の旅館に泊まったりして非日常感を味わうのが好き。

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