【創業120年】愛され続ける「あずきバー」産みの親、井村屋

最近話題になった「あずきバーのかき氷」。世界一固いアイスと自他共に認める「あずきバー」を削ってふわふわかき氷にしてしまうという大胆な発想をしたことで、様々なニュースで取り上げられ注目を浴びました。
この「あずきバー」を作っている会社が、三重県津市に本社を持つ「井村屋株式会社」です。
今回は、この井村屋株式会社について、あずきバーだけではない取り組みをご紹介していきます。
120年続くワケは「多様性」にあった
あずきバーで有名な井村屋は、あずきバーではなく、はじめはゆであずきを販売するところから発展しています。
井村屋は、実は創業から120年も続いている老舗の会社で、1896年に三重県にて菓子の製造を始めてから、ゆであずきや肉まん、あんまん、そしてあずきバーと様々な商品を開発・販売してきました。
この、創業120年続いている理由として挙げられているのは、1人力を大きくすることよりも、一人一人が一歩でも多く成長していくことで、会社の売上や利益、発展につながるという理念を持っています。
あずきバーだけじゃない井村屋の人気商品
井村屋が主に行っている事業としては、以下のような事業があります。
- 菓子事業
- 食品事業
- 冷菓事業
- 点心・デリ事業
- デイリーチルド事業
- 冷凍菓子事業
- フードサービス事業
その中でもやはり有名なのは「あずきバー」や「たい焼きアイス」「ゆであずき」などです。
それ以外にも、あんこたっぷりの「どらやき」や「宇治抹茶カステラ」「クリームチーズカステラ」なども人気の商品です。
冷凍菓子としては、「おはぎ」「クリームチーズ大福」など、あずきを使用したお菓子が中心に開発・販売されています。
井村屋と言えばあずきバーというイメージが強い方も多いと思いますが、あずきを利用した様々な商品が扱われています。
社員一人の力を大切に「一Qさん」活動
井村屋では、「一Qさん活動」という活動に取り組んでいます。
一Qさん活動とは、社員の方一人ひとりが商品やサービスについて「お客様」の立場になって考え、疑問に思うことを出し合い、改善につなげるという活動です。
そのため、一人ひとりの社員の声がサービスや商品に活かされるという形になっています。
歴史が深い会社には理由がある
今回は三重県の井村屋についてご紹介してきました。
創業120年という歴史深い会社には、存続する理由があるようです。
これから「あずきバー」を見かけたときには、是非井村屋を思い出してください。