実は海路も国道42号線なんです。東は鳥羽市、西は紀宝町まで続いています。

三重県で生活をしていて、よく利用している身近な道路。三重県でも南勢から東紀州地域で欠かせない道路といえば・・・そう、国道42号線でしょう。
そんな国道42号線、実は海路にもなっていることをご存知でしたか?
初めて知った!という方がつい話したくなるような、生活に欠かせない主要道路 国道42号線のお話をご紹介していきます。
国道42号線の端っこはどこ?
国道と名前がつくということは、三重県を越えてどこかへ繋がっているということ。
国道42号線は
- 北は静岡県浜松市西区
- 南は和歌山県和歌山市
へと繋がる「総長 519.9km」の道路。
ちなみに、三重県の国道42号線は「総長 224.2 km」になります。
国道42号線 三重県内の東側スタート地点は鳥羽市。
静岡県から愛知県、そして、愛知県田原市の伊良湖岬に辿り着いたところに待ち構えているのは・・・
愛知県と三重県を海路でつなぐ「伊勢湾フェリー」乗り場です。伊勢湾フェリーには車ごと乗船もできて、約55分の船旅にて三重県鳥羽市に到着します。
伊勢湾フェリー乗り場を後にして、鳥羽水族館の横目に伊勢市方面へ。こちらも三重県民にとって馴染みのある国道23号線に国道42号線の重なる「重複区画」として合流します。
宮川大橋を渡り、明和イオン、そして松阪市まで進んでいきます。
松阪市まで辿り着いたら、西へ曲がって南を目指す。
国道23号線の重複区画を抜けると、道路標識に国道42号線が復活。ここから、一気に三重県の南へグングンと進んでいきます。
以下、松阪市から国道42号線沿いにある目印スポットをまとめてみました。
- 松阪市:華王殿→一升瓶本店→熊野の郷
- 多気町:多気クリスタルタウン→コケコッコー共和国
- 大台町:キッチン海ものがたり→道の駅 奥伊勢おおだい
- 大紀町:まるたんぼう→阿曽温泉→ミルクランド
- 紀北町:道の駅 紀伊長島マンボウ→卵卵ふわぁ~む→道の駅 海山
- 尾鷲市:おわせお魚いちば おとと→ラーメン風見鶏
- 熊野市:みかんの里→鬼ヶ城→花の窟神社
- 御浜町:手打うどん 大石家→パーク七里御浜
- 紀宝町:道の駅 紀宝町ウミガメ公園→熊野大橋
三重県最南端の紀宝町に辿り着いたら、1級河川の熊野川に架かる熊野大橋を渡って、和歌山県新宮市に繋がります。
あなたの身近な道路はどこに繋がっていますか?知ると楽しい発見があるかも。
いかがでしたか?
国道42号線は三重県内だけでなく4県の暮らしを支えている、暮らしに欠かせない道路です。国道42号線に限らず、私たちにとって身近な道路に目を向けてみると「実は海を越えていた」なんて、驚きの発見が実はあるかもしれません。
「あなたの身近な生活道路はどこに続いているのか」
ぜひ、一度調べてみてください。