三重県のブランドふぐ、あのりふぐを堪能したい!

三重県とふぐ、と言われても、あまりイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか?
世間一般の認識ではふぐ=山口県というイメージが強く、ふぐが美味しい地域を聞かれて三重県と答える人は、そこまで多くありません。
しかし、実は三重県には『あのりふぐ』という地域ブランドとなっているふぐがあり、地元のみならず通販によるお取り寄せグルメとしても人気が高まっています。
今回は三重県の地域ブランド、あのりふぐについてご紹介致します。
あのりふぐって何?
あのりふぐとは、三重県志摩市が誇る伊勢エビや的屋カキと並ぶ新たな冬の味覚として期待されているふぐのことです。
1999年頃からブランド化に向けた取り組みをスタートさせ、2003年に商標登録された、三重県志摩市の新たなグルメとして誕生しました。
地域経済の活性化を担うグルメとして誕生したあのりふぐは、遠州灘から熊野灘にかけての海域で獲れる体重700グラム以上の天然トラフグ、という定義があります。
安乗(あのり)漁港を中心に水揚げされることから『あのりふぐ』という名前が付き、もっちりとした歯応えや、噛むほどに滲み出る旨みが特徴です。
三重県でも毎年10月上旬~3月上旬の期間でしか味わえない、まさに冬の味覚として申し分ないブランドふぐです。
品質を守る『あのりふぐ協議会』によって、安心してあのりふぐを楽しめます
あのりふぐ協議会とは、志摩の国漁業協同組合、観光協会、旅館組合、飲食店組合、商工会などの関係者が集まって設立された団体です。
あのりふぐ協議会では、あのりふぐを提供するお店に認定看板を出すなど、消費者が本物のあのりふぐを楽しめるような取り組みをしています。
確かに、よほどグルメな方でなければ、調理されたふぐが『あのりふぐ』かどうかなんて判断できないかもしれませんね…。
また、ホームページで『あのりふぐ』の通販を行っているお店や、現地で『あのりふぐ』を楽しめる飲食店や旅館なども積極的に紹介しています。
さらに、水揚げ情報の開示も行うなど、『あのりふぐ』を楽しみたい人たちに向けた透明度の高い情報公開をしています。
三重県の新たな冬の味覚、あのりふぐを堪能しよう!
あのりふぐは通販でもお取り寄せ可能なため、日本全国どこにいても味わえる三重県の新たなグルメです。
もちろん通販で食べても美味しいですが、やはり海の幸は現地で獲れたてのものを食べてこそ、という方は、ぜひ三重県にお立ちよりの際に本場で堪能してみてはいかがでしょうか?