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日本酒「作」は酒ファンだけでなくガンダムファンにも人気
三重の日本酒でお勧めは?と聞かれたらすぐに挙がってくるのが「作」。
「鈴鹿川」などの日本酒も製造する蔵元、清水清三郎商店が作っています。
「作」は「ザク」と読むため、ガンダムファンにも広く知られているこのお酒。
今回は作についてご紹介をしていきます。
三重の日本酒「作」
歴史と伝統のある三重県は、自然に恵まれた地でもあります。
鈴鹿山脈から湧き出る伏流水、伊勢平野の風吹き抜ける温暖な気候から作られる米に恵まれた鈴鹿市。
太古の書物に「味酒鈴鹿国」と記されているほどの酒どころだったそう。
昔は酒造業が非常に栄えていましたが、時代の流れとともに需要が激減。
鈴鹿出身の筆者の実家すぐ近くにあった蔵元も、今は閉業してしまいました。
そして鈴鹿の蔵元は「清水清三郎商店」だけに。
清水清三郎商店は2000年に「作」を製造開始。
「飲む人や提供する人、皆で作り上げるお酒」そんな願いを込めてつけられたそう。
筆者は度の日本酒を飲もうか…と迷ったら、作を選択します。
いつでも飲みやすくて美味しい、それが作だなあ、と。
ほどよくすっきり、甘みもあって、冷やせば切れもバッチリなんです。
ガンダムの「ザク」と日本酒の「作」
アニメ「機動戦士ガンダム」には「ザク」というモビルスーツ(人間が中に乗り込み操縦するロボット兵器)が登場します。
中でも「シャア専用ザク」と呼ばれる赤色のザクと操縦士のシャア・アズナブルはアニメの中でも人気のキャラクターで、「戦いとはいつも2手3手先を考えて行うものだ」という台詞や、シャアの操縦するザクに対しての「1機のザクは通常の三倍のスピードで接近します!」という台詞など、多くの名言があります。
2012年から発売された「作 プロトタイプシリーズ」は、ガンダム作品内で出てくる「プロトタイプガンダム」と同じ名前!
中でも「作 プロトタイプM」はシャア専用ザクと同じ赤色のラベルが目印。
ガンダムファンにはたまらないですね。
伊勢志摩サミットにも選ばれた「作」
「作」シリーズのひとつである「作 雅乃智 中取り 純米大吟醸」は、香りと味のバランスにこだわったお酒。
伊勢志摩サミットでは1日目の乾杯酒にも選ばれました。
「たくさんの人に愉しんでいただけるお酒」というコンセプト通り、世界の要人にも楽しまれた「作」。
今後も大注目の地酒です。