移住、、、人生の大きな転機となる出来事。
新しい生活へ期待に膨らむ思い、うまくいかなかったらどうしようという不安、色々ありますよね。
今回は、私の移住体験についてお話したいと思います。
きっかけは結婚・・・でも不安でいっぱい
現在、三重県伊勢市に移住して約20年になります。
生まれ、育ちは東京で、20代後半に結婚を機に主人の地元である三重県へ引っ越してきました。
当時は、生まれ育った場所から離れ、しかも関西圏(正確には中部圏ですが)への移住に関して、周囲も私自身も本当にやっていけるのかという不安でいっぱいでした。
住んでみると意外に便利な場所?
何でもある東京からいわゆる田舎への引っ越しに、周囲からも大丈夫?やっていけるの?という声ばかりが聞こえました。
もちろん、都会の便利さというのは多々ありますが、私が住んで居たところは大都市ではない静かな住宅街。
教育施設やスーパーなどは徒歩圏内にあったものの、専門性のある病院に行くこと、衣類や雑貨、家具などを買おうとすると、電車を乗り継ぐか、または車で移動してもその先には有料駐車場ばかりで、移動にもお金がかかったものでした。
ところが、私が住んだ伊勢市は通常の生活用品であれば市内で買い物できますし、各施設にも駐車場が併設しているところが多く、そういったところはほとんどが無料です。
車がないと不便な場所もありますが、公共バスやコミュニティバスなどを使えば、都会に住んで居る時より時間も有効に使え、意外と便利なことに気付きました。
人柄はおもてなしの町 伊勢ならでは
地元へ馴染むために、自分なりにも積極的に仕事を見つけ、色々なコミュニティなどにも参加していきながら、地域の人との関わりを深める努力をしました。
すると、大抵どこへ行っても「よぅ、こんな田舎へ来てくれたなぁ」と歓迎の声。
正直、都会もんが、とか標準語で話す者への隔たりのようなものがあるかと覚悟していたのですが、これが意外と温かく受け入れてくださる方が多い!
伊勢は「伊勢神宮」が鎮座することもあってか、全国から(今や海外からも)色々な方が来る地域。
家族や周囲の人に聞くと、神宮のおかげかは分かりませんが、温和で、他所から来る者を歓迎する気持ちが強いのかもと言うことを聞きました。
今では、地域の農家さんと知り合いになったり、都会では味わえない四季折々の野山の風景を楽しんだりの毎日です。
「住めば都」とはよく言ったものですが、移住先でのちょっとした努力次第で、今まで住んでいた場所にはない素敵な発見をすることも多いのかもしれませんね。
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