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伊勢出身「まる見え」初代司会者・楠田枝里子さんの長年の趣味
「なるほど・ザ・ワールド」や、「世界まる見えテレビ特捜部」の初代司会者として有名な楠田枝里子さん。
実は出身は三重で、高校時代までを伊勢市で過ごしました。
現在69歳になる楠田さんですが、実は伊勢市の厚生小学校に通っていた頃から続く趣味があるそうです。
図鑑まで出版する「消しゴムコレクター」
楠田さんの趣味はなんと、消しゴムを収集すること。
国内外約40ヶ国の消しゴムを所有しており、管理には紫外線防止フィルムを貼ったケースと美術館用の照明を使用。
ゴムが手の脂で劣化してしまうからと、他人はもちろん、自分自身でも滅多にコレクションには触れないそうです。
その趣味が高じ、1998年にはコレクションの中から約1300点をピックアップした「消しゴム図鑑 Eriko’s Encyclopedia of Erasers」を出版。
自身のサイトにも消しゴム図鑑のページがあり、数多くの消しゴムの画像を閲覧できます。
参考:消しゴム図鑑 | ** Eriko Kusuta’s World ** 楠田枝里子公式ホームページ **
それにしても、何故ここまで消しゴムが好きなのでしょうか。
楠田さんは消しゴムについて、このように語っています。
たかだか50円、100円の小さな文房具だけれど、これほどまでに愛情を注ぎ込み、形を作り上げた人々の思いが伝わってくるようです。
その遊び心をしっかり受け止めて、店頭に飾る文房具屋さんの心意気にも打たれます。引用:消しゴム図鑑(■はじめに) | ** Eriko Kusuta’s World ** 楠田枝里子公式ホームページ **
普段は全く気にも留めないような、誰もが使ったことがある小さくささいなもの。
ささいなものであっても、作っている人がいて、そこにしかない奥深さがある…楠田さんは消しゴムに、そんな魅力を見いだしたようです。
他にもハマっている趣味がいっぱい
番組のテイストに合わせて、落ち着いた雰囲気で司会進行する楠田さんも印象的ですが、はつらつとしたイメージもありますね。
一度好きなことについて話し出すと止まらないようで、今年1月に放送されたTBSテレビ「マツコの知らない世界」でも、大好きなチョコレートについて熱く語っていました。
他にも振付師ピナ・バウシュの作品、ナスカの地上絵の保護活動などにも熱心な楠田さん。
どれも本場に足を運び、熱心にファンとして活動している様子を楠田さんの公式サイトなどから見ることができます。
参考:ピナ・バウシュ中毒 | ** Eriko Kusuta’s World ** 楠田枝里子公式ホームページ **
司会者には、広い視野と豊富なボキャブラリーがある方が望ましいとされるそう。
楠田さんが名司会者である秘訣は、もしかしたら、多くの人やものに興味を持ち、熱心に関わろうとする姿勢なのかもしれませんね。