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台湾にも三重がある!?新北市三重区と三重県の関係
地名で三重といわれたら、県民はもちろん、日本国内に住んでいる人の大半は三重県のことを思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、国外の人は別の三重を思い浮かべるかもしれません。…というのも、実は台湾にも「三重」という地名が存在するからです。
正式名称は、台湾新北市三重区。
新北市の中西部に位置し、首都・台北市の衛星都市として栄えています。
残念ながら読み方は「みえく」ではなく「さんじゅうく」。
ですが、「みえけん」と同じように、見所がいっぱいある観光スポットとしても栄えています。
三重区の観光スポットを紹介
義天宮
三重県は伊勢神宮をはじめとする神社仏閣が有名ですが、三重区にも、日本のテレビに登場した話題の神社があります。
「世界ネコ歩き 台湾編」に登場した義天宮の特徴は、住民であるたくさんの人懐っこい猫がお出迎えをしてくれること。その日の猫たちの気分次第ですが、運が良ければ最大6匹の猫を見ることができるようです。
義天宮のウェブサイトには、猫たちの写真も掲載されています。
http://www.itien.org.tw/pages/?Ipg=33
三和夜市
三重県で夜店なら、毎年夏にある高柳の夜店が有名ですが、三重区の有名な夜市「三和夜市」はファッションの屋台も多いことで有名です。
服やアクセサリーが格安で購入できるほか、グルメの屋台もあり、小籠包やステーキなどの美味しい地元の味が楽しめます。
三重県と三重区の関係
そんな三重区のある新北市と三重県は、地名が同じことから、平成25年に観光協定を結びました。
27年には、新北市三大祭りであり、夜空にランタンを飛ばすお祭りである「平渓国際天燈まつり」に三重県も参加し、新北市の観光旅遊局長と三重県の観光局長が共に並んでランタンを上げました。
全く別の場所にありながら、どこか共通点のあるふたつの三重。
今後も同じ名前同士、親睦を深めていきたいですね。