パスタにピッツァ、リゾット、そして、ワイン。
今や、すっかり私たちの暮らしに定着したイタリア料理ですが、その先駆けとなったシェフの一人が、いなべ市にいます。
それが、トラットリア トマトの田坂 清市さん。
レストランの近くにある畑で自ら育てた無農薬の野菜を使い、奥さんと一緒にフルコースの料理を提供しています。
アットホームな店の雰囲気や、ヘルシーな料理の数々に魅了されたファンが多数いる名店です。ぜひ、訪れてみてください。
多くの人を虜にする料理の数々
自家製野菜の前菜に、地元のさくらポークを使ったソテー、素材そのものが持つ味わいを存分に活かした変幻自在のパスタ、バジルの香り高いピッツァ、手作りのデザートなど、トラットリア トマトで提供される料理はどれも本格的なものばかり。
田坂夫婦が肩肘張らずに食べられる店の雰囲気づくりをしてくれるので、居心地がいいのも魅力です。
そして、シェフが料理と合わせてセレクトしてくれるワインも、楽しみの一つ。提供する前にコルクを開けてくれるので、口当たりがなめらかです。
ゆったりと、くつろぎながら食べるのにぴったりですよ。
創業43年。北勢イタリアンの先駆け
一般的にイタリア料理のレストランが知られるようになったのは、バブル期の1980年代です。当時はイタリアンではなく「イタ飯」と呼ばれていました。
バブルを知るお父さんたちは若かりし頃、女性とディナーをする際「フレンチ」か「イタ飯」か悩んだものです。というのも、今では考えられないですが、当時は行き先を決めるのも、そのお金を払うのも全て男性だったのです。
驚くことに田坂さんは、それよりも前の1978年に、名古屋で最初のイタリア料理店をオープンしました。この頃は東京ですら、イタリア料理店がごくわずかしかありませんでした。
田坂さんには先見の明があったのでしょうね。
その後、自家菜園するライフスタイルを求めて、今の店舗をオープンさせたのが1996年。いなべの地に根付いて25年となりました。
詳細・アクセス
■住所
〒511-0203 三重県いなべ市員弁町畑新田135-2
■公式SNS
Facebook
https://www.facebook.com/trattoria.tomato
■アクセス
https://goo.gl/maps/R7gmyB8kRg6sLoHt6
(Googleマップ)
【徒歩】三岐鉄道北勢線楚原駅から約15分
【車】東海環状自動車道 大安I.Cから約10分
■営業時間
11:30~14:30(OS/14:00)
17:30~21:00(OS/20:30)
■定休日
火曜日
地方移住のパイオニアでもある
田坂シェフは、地方移住の先駆者でもあります。
大都市ではできない、自然と向き合った豊かなライフスタイルが地方にはあります。特に今、コロナ禍や地方創生との関連で地方移住は注目を集めています。
田坂シェフの生き方や価値観は、今の若者に通じるものがたくさんあるのではないでしょうか。
お店に訪れた際は、ぜひ田坂シェフとの会話をお楽しみください。