巨大な鈴の緒がド迫力のパワースポット! 手力神社(伊賀市)

  1. 伊賀・名張

賽銭を投げ入れて、さあ、鈴を鳴らそうとすると、……デカすぎて、鳴らせなーい!
このド迫力の鈴の緒があるのは、伊賀市の手力神社。
時代を超え、人々の願いごとを一身に抱えて大きくなってきたからか、まるで生命体のような存在感があります。
三重県内にはユニークなスポットが多々ありますが、こんなに見ごたえのある鈴の緒はどこを探してもココだけ!
今回は、ビジュアルで圧倒されるパワースポット、手力神社をご紹介します。

そもそも手力神社とは

手力神社画像

境内の周辺は、田園と公園の広がるのどかなロケーション。
その境内には堀が巡り、古風な石の橋が配置されていて、日本庭園を見ているかのような美しい光景です。

昔から「湯船の手力さん」と呼ばれて地域の人たちに親しまれてきたそうで、手や力の神様として知られています。
クラフトやアートなどの手仕事をするクリエイティブな人や、力を使うスポーツマン、職人などが祈願するにはぴったりではないでしょうか。

まさか、看板に忍者が……!?

手力神社画像

到着してまず目についたのが、……忍者?
鳥居前にある案内看板の上まで、しっかりと忍びを配置しているんです。さすがは、伊賀。
かつて伊賀には、「三大上忍」と言われる有名な3人の忍者がいたのですが、そのうちの一人、藤林長門守の氏神がこの神社で祀られています。つまり、ここは忍びの世界ともつながっている神秘的な場所なのです。

いよいよ境内へ

手力神社画像

鳥居の前にいると、存在感いっぱいの巨大な鈴の緒が先に見えて、気になって仕方がありません。
すぐに走り寄りたいところですが、……物事には、順番があります。

手力神社画像

手水舎で手などを清めたら、さあ、鈴の緒にご対面!

これが驚異の鈴の緒

手力神社画像

よく見ると、鈴の緒の正体は、布。おびただしい量のサラシのような布が束になっていて、このようなフォルムになっています。
大昔から多くの人たちがここを訪れ、願いを書いた布を鈴の緒に結び付けていくので、このように巨大化しました。もちろん、今も増量中で成長中のようです。
伊賀上野観光協会の公式サイトによると、その鐘の緒は外周4メートルで、高さ3メートル。重さは何と、2トンだということです。

改めて前に立つと、鈴の緒自体が神様であるかのように思えて緊張しました。
手と自分の力で、何か叶えたい夢がある人は、ぜひ、手力神社で鈴の緒に願いを結んでチャンスをつかんでみませんか?

詳細・アクセス

手力神社画像

■場所
〒518-1302 三重県伊賀市東湯舟1025
■web
伊賀上野観光協会公式サイト内「手力神社」ページ
■アクセス
Googleマップ
【車】
名阪国道、伊賀ICから約10分

The Inabes

いなべ市を拠点とするクリエイター・デュオ。紙媒体やweb用のカメラ撮影、ライティング、デザイン等を行う。メンバーはunとQ。unは山沿いの三重県内キャンプ場に入りびたるアウトドア派。Qは愛する北勢を舞台にした小説執筆が趣味のインドア派。

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