この3、4年で、個性的な新店舗が次々とオープンしている、いなべ市。
気が付いたら、バインミー(ベトナムのサンドイッチ)や、カタラーナ(スペインのカタルーニャ地方の冷凍菓子)、スコーン、ベーグル、ドイツパン、カレー、カジュアル系の和菓子などを販売する店舗や、イタリアン、カフェなどが一気に増えました。
どれも個人の店舗で、大手チェーン店にはない、オリジナルな魅力があります。

この勢いは、止まりません。
先日、またいなべ市に話題のパン屋がオープンしました。
今回は、美味しいと評判の新店舗、Kollwitz(コルヴィッツ)をご紹介します。

そもそも、三重県いなべ市は全国屈指のベーカリーシティ

いなべ市は、まさに、ベーカリーシティ。
パン屋が急増し、統計上で見ても全国屈指のパン屋の激戦区となっています。
いなべ市の人口は約45,000人。
この人口規模で、市内にパン屋が15、16店舗もあるのです。
パンを使うハンバーガーやホットドッグ販売店舗まで入れると、もっと増えます。
しかも、どの店舗も人気。

新店舗Kollwitzは、この激戦区にあえて飛び込んでくるのですから、かなりの自信があるのではないでしょうか。

こんなお店です

Kollwitzがオープンしたのは、去年11月。
三岐鉄道北勢線の阿下喜駅や、阿下喜温泉のすぐ近くに店舗があります。
絵本に出てきそうなかわいい建物。
ブルーのドアがオシャレです。
店内は細長いつくりで、色とりどりの美味しそうなパンに目移りしながら進むと、一番奥にレジがあります。

商品のラインナップは豊富

商品のラインナップは、とにかく豊富。
最上端に、評判の食パンが並びます。
トーストはもちろん、サンドイッチにしても、美味しいんです。

惣菜パンも、絶品です。
これは、マロンデニッシュ。
マロンペーストを折り込んでいて、栗の甘露煮がのっています。
価格もリーズナブルなのが嬉しいですね。

これは、パン屋さんのプリン。
そもそもパン屋はカスタードクリームを作ることが多いので、美味しいプリンに出会えることがよくあります。
ここも、まさに、そのとおり！

実際にパンを食べてみた

今回は、キャラメルナン、バジルチキンとトマトのタルティーヌなどカラフルで珍しいものをチョイスしました。
どれも美味しいのですが、特に印象に残ったのは、タルティーヌ。
あっさりしていて、もう一つ欲しくなります。バジルが効いていてお酒にも合いそうです。
スイーツ系のパンの、ひと工夫加えている匠の味わいも、たまりませんよ。

詳細・アクセス

■場所
三重県いなべ市北勢町阿下喜729番地46(Googleマップ)
■営業時間
午前9時00分〜午後6時（売り切れ次第終了）
■定休日
月曜日
■アクセス
【車】
東海環状自動車道、大安ICから約15分
【徒歩】
三岐鉄道北勢線、阿下喜駅から約3分
■web
Instagram　@kollwitz1111

2022.02.05The Inabes