日本三観音の一つが三重県にある! パワースポットの津観音(津市)

  1. 三重中勢

ここは、1300年以上の歴史があるパワースポット。
浅草観音や大須観音と並んで、日本三観音の一つに数えられています。
幾つもの時代を超えてきた由緒ある寺院ですが、FREE Wi-Fiが設置されているなど、最新のものをうまく取り入れているのも大きな魅力です。

津観音画像

開山したとされるのは、何と709年。
伊勢阿漕ヶ浦で、漁師の網に聖観音立像がかかったため、これをご本尊として祀ったのがルーツとされています。
赤を基調とした建物や境内の構造が美しくて、どのアングルからでも写真を撮ったら、エキゾチックな雰囲気が出ますよ。
今回は、津の名所、津観音をご紹介します。

最初に出迎えてくれる仁王像の門には、撫で石が!

津観音画像

津観音という名で広く知られていますが、正式名称は「恵日山(えにちざん)観音寺大宝院」と言います。
江戸時代には、伊勢まいりの道中で大勢の人たちに参拝されてきました。

津観音画像

当時の旅情感に浸りながら、仁王像のある門をくぐろうとすると、ど真ん中に石があります。
これは「撫で石」というもの。
この石を撫でた手で、体の悪い部分をさすると、その患部が良くなると伝えられています。
最近、肩が痛いので、何度も何度もさすってしまいました。

津観音は、文化財をいっぱい所蔵する寺院

津観音画像

このとおり、津観音には国の指定重要文化財や県指定有形文化財、市指定有形文化財の絵画や古文書、書跡、工芸品など、貴重なものをたくさん所蔵しています。
所蔵している寺宝は、約600点!
収蔵庫に保管し、津観音資料館で随時一般公開しています。

この手水舎も文化財です

津観音画像

参拝する前に、まずはすすいで清めようと立ち寄ったこの手水舎も、とても立派でびっくり。
それもそのはず。これも津市指定文化財なのです。
江戸時代後期の名工、奥山金吾重盈(しげみつ)の作で、この竜の口は、奥山氏の子孫、人間国宝の山本真治氏の作だということです。

本堂も趣深い

津観音画像

この画像で感じるよりも、実際は、もっと厳かな印象です。
参拝すると、今まで自分を縛り付けていたものから解放されたような気持ちになり、心が身軽になったようでした。

美しい五重塔

津観音画像

境内で、一際美しく目に映るのが、この五重塔。
建物の内部について、実際の画像をお見せするのもいいのですが、……あえて、ここはケータイやパソコンのネットで見てみませんか?

津観音画像

というのも、境内ではFREE Wi-Fiが設置され、Googleインドアビューで五重塔内部を360度のパノラマで鑑賞できるのです。
そして、このGoogleインドアビューで見る建物の内部が、とにかく美しいので、ぜひご覧ください。
曼荼羅と呼ばれる仏の世界観を立体的に表現しているということですよ。

最後に立ち寄りたい、新店舗のスイーツ

津観音画像

旅の醍醐味と言えば、スイーツの立ち寄り!(個人的な意見です)
津観音のすぐ前に、去年11月にオープンしたばかりの「甘味処 鎌倉 津観音店」があったので、引き込まれるように店に入りました。

津観音画像

この店は、わらびもち専門店で、美味しそうなわらびもちが各種あるのですが、……ボクは、人気のわらびもちドリンクの「珈琲ミルク」を注文。
これがプルップルで、美味しいのです。
ドリンクの中にわらびもちが入っていて、混ぜてからストローで飲むのですが、タピオカと違うとろけるような食感がたまりません。
わらびもちドリンクは、「珈琲ミルク」のほかに、「浅川園のお抹茶」、「贅沢いちごミルク」の3種類があります。

詳細・アクセス

津観音画像

■場所
三重県津市大門32-19
(Googleマップ)
■アクセス
【車】
近鉄、津新町駅から約6分
伊勢自動車道、津ICから約10分
■拝観料
無料(資料館・本堂内部は500円)
■拝観時間
午前7時00分~午後9時00分
■売店・御祈祷受付
午前9時00分~午後5時00分
■web
津観音公式ホームページ
津観音公式Instagram
@tsukannon
津観音公式Facebook
@tsukannon
津観音公式Twitter
@z_kannon

The Inabes

いなべ市を拠点とするクリエイター・デュオ。紙媒体やweb用のカメラ撮影、ライティング、デザイン等を行う。メンバーはunとQ。unは山沿いの三重県内キャンプ場に入りびたるアウトドア派。Qは愛する北勢を舞台にした小説執筆が趣味のインドア派。

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