私の転職体験記。何がしたいか分からない転職迷子からフリーランスへ

キャリアベース三重運営担当のこまです！
今回は「転職するつもりだったけどフリーランスとして独立した」私のお話。

「今の会社は辞めたい。けれど、辞めた後に自分がどうしたいか中々定まらない」という人に参考になるかも？

自信がない・やりたいことが分からない会社員時代

【会社員時代のわたし】

29歳まで、私は地方の中小企業に勤めていました。

5年ほど勤めて、その間に広報、営業、新卒採用、技術サポート、コンサルタント補佐など、幅広い業務を経験することが出来ました。

ただ…

「とにかく自分に自信がない」会社員時代でした。

お客様に頼りにしていただけたこともあったし、
社内で良い評価をもらうこともあったのですが、
どのジャンルの仕事においても自分の中で「中途半端」な感じが付きまとう。

上司・同僚・部下のほうが私よりも遥かに活躍していて、羨ましい。悔しいと感じる。

まずは1つだけでいいから、ちゃんと活躍できて、「得意」と誇れる仕事のジャンルを見つけたい。

上司から何度もアドバイスをいただきましたが、
「好きこそものの上手なれだよ。君の【好き】は何だろうね」と問われるたびに、言葉に詰まってしまいました。

ちなみに、私以外は「これが得意」「これが好き」とはっきりと自分で選べる人ばかりでした。
自分だけ取り残された気分…。

「やりたいこと」の正解が見つからないまま、会社を退職しました。

退職後は「がむしゃら迷子」

【かつてのプロフィール写真】

3か月～半年ほどは休息期間を設ける予定ではあったものの、何もしないのも不安。
ということで、まずは転職サイトに登録をしました。

ただ、「やりたいこと」が見つからないために、希望業界・職種を絞り切れません。

とりあえず「出来ること」を伸ばすことから始めてみて、
楽しいと感じられたら、希望職種としてリストアップしていくことに。

ということで、いろいろやりました。
クラウドソーシングでWEBライター業にチャレンジ。
知人のSNSアカウントをプロデュース＆運用のお手伝い。
アイデアがまとめられない人の話を聞いて、その場で情報整理のお手伝い。
知人が開催するイベントのチラシのデザインや、まちのパンフレットのデザイン。
畑を借りて農作業の様子を撮影・編集し、Youtube動画としてアップ。
そのほかトーク力を磨く目的でWEBラジオ配信などもチャレンジしてみました。

3か月ほど試行錯誤をしながら、
WEBライターなろうかな…Youtube動画作りも楽しそうだな…
などと迷走しつつも、
フリーランスとしての独立もありかも…
と、なんとなく自分がやりたい「働き方」はみえてきました。

周りのフリーランスたちに背中を押されて

【会社員時代の終盤、プライベート用に購入したタブレットPCをフル活用】

私の周囲には、飲食業やコンサル業などで、個人事業主（フリーランス）として働いている友人・知人が多くいます。
私にとっては、働く時間も、仕事の内容も自由に決められる働き方がとても魅力的に映りました。
自由が利くぶん責任は重くなるので、リスク管理は大変そうですが、リスクに対する不安よりも興味の方が勝りました。

フリーランスの友人からも「まずは独立してみて、合わなければ転職活動再開してみたら？」と背中を押してもらいました。

そして転職活動はすっぱりやめて、フリーランスになることを決意。
まだ仕事は絞れていませんでしたが、ひとまずはWEBライター業を軸に頑張ろうかな、と考えていました。

と、そのタイミングでロジセンスから転職サイトを通じて声をかけてもらったのです。

もとは「転職をサポートします」とのお話でしたが、
「フリーランスとして活動することにしました」とお伝えしたところ、
「では一緒にお仕事できるかもしれません。一度お話ししましょう！」と柔軟に対応してくれました。