桑名市の氷菓といえばコレ!その名も、アイスまんじゅう

  1. 三重北勢

「あ~、暑い!」
こんな時、ふと、おやつに食べたくなるのはアレですよね? そう、アレ、アレ。
そのアレがジェラートでもシェイクでもなく、アイスまんじゅうを思い浮かべたあなたは、……北勢エリアの魂(ソウル)を持った人です。

子どもの頃から慣れ親しんだ、安くて、美味しい味。
今回は、北勢エリアのご当地スイーツ、アイスまんじゅうをご紹介します。

アイスまんじゅうとは

新栄堂、アイス饅頭画像

アイスまんじゅうは「まんじゅう」と名乗ってはいますが、小麦粉の生地も、餅も使っていません。あずきは使っていますが、……練乳とともに凍っています。

「それって、アイスキャンディーじゃ……」などと思っても、どうか、口に出さないでくださいね。
アイスキャンディーではなくて、これは、桑名とその周辺を代表する氷菓、アイスまんじゅうなのです!

今回はその中の、新栄堂のアイスまんじゅうをピックアップ

新栄堂、アイス饅頭画像

特に桑名のアイスまんじゅうで有名なのは新栄堂、マルマン、寿恵広の3ブランド。どれもプリン型のフォルムをしてかわいいですし、何よりおいしいんですよ。
販売店がそれぞれオリジナルなものを作っていて、店によって違った味わいが楽しめます。

例えばマルマンのアイスは上にあずき、下に練乳の二重構造。この店は小豆がぎっしり入っていて、練乳よりも小豆が全面に出た味わいで、あっさりしています。

また寿恵広は、いちごや抹茶、黒糖などたくさんのフレーバーがあるのが特徴。アイスの中に、それこそまんじゅうのように大粒の小豆が詰まっていて、甘さ控えめでペロッと食べられます。

さあ今回は、そんなアイスまんじゅうの雄がひしめく桑名市内から、新栄堂をチョイス!

新栄堂、アイス饅頭画像

ここは桑名市役所のすぐ近くにあって、何と、夏季のみ営業をするという、知る人ぞ知る名店。さあ、食べるのが楽しみ!

さて、実際に食べてみた

新栄堂、アイス饅頭画像

これが、新栄堂の定番、アイスまんじゅう(160円税込)。
マルマンとは逆で、上に練乳、下に小豆の2層で、簡単にかじり取れない固さが魅力です。さっぱりした小豆と練乳の相性が絶妙で、程よい甘さがたまりません!
パッケージもかわいいですよね。

新栄堂、アイス饅頭画像

こちらは抹茶アイスまんじゅう(170円税込)です。
練乳と抹茶の組み合わせは、抹茶ラテのようでとっても贅沢。外からは見えないですが、小豆もしっかり入っていますよ。

新栄堂、アイス饅頭画像

この店にはアイスまんじゅうのほかに、アイスフルーツ(150円税込)も人気。
ミカンとパイナップルの2種類があり、今回はミカンを選びました。
これも練乳と相性がよく、素朴で懐かしい味です。

アイスまんじゅうは、新栄堂だけじゃない。ぜひ食べ比べを

新栄堂、アイス饅頭画像

桑名市内には、新栄堂のほかにも、寿恵広、マルマンのアイスまんじゅうも絶品ですし、周辺の市外にも人気の店があります。
それぞれオリジナルの商品で味わいも違いますので、ぜひ食べ比べてみてください。

新栄堂の詳細・アクセス

新栄堂、アイス饅頭画像

■場所
〒511-0069 三重県桑名市新矢田2丁目41
(Googleマップ)
■営業時間
午前10時00分~午後7時00分
■定休日
不定休、夏季限定の営業
■アクセス
【車】
東名阪自動車道、桑名ICから約10分
東名阪自動車道、桑名東ICから約10分
伊勢湾岸自動車道、湾岸桑名ICから約10分

The Inabes

いなべ市を拠点とするクリエイター・デュオ。紙媒体やweb用のカメラ撮影、ライティング、デザイン等を行う。メンバーはunとQ。unは山沿いの三重県内キャンプ場に入りびたるアウトドア派。Qは愛する北勢を舞台にした小説執筆が趣味のインドア派。

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