製麺所直営のうどんは至高の味わい!うどん屋つる吉(朝日町)

  1. 三重北勢

──ああ~、うどん、今すぐ食べたい!
──ラーメンでもソバでもなく、今はうどんがいい。

こんな衝動に駆られてしまうことって、ありませんか? 私はよくあります。
その時におススメしたい、麺にこだわるうどん屋が朝日町にあります。

それが、うどん屋つる吉。
ここは一般的なうどん屋さんと違って、麺を製造する工場が直営しています。三重県では珍しい!
製麺所が昔ながらの手法でつくるからこそ、小麦粉の香りや旨さがギュッと詰まっていて、うどんの麺そのものにおいしさを感じますよ。

……こんな話をしているだけで、うどん、食べたくなりましたよね? 今日のランチは、この店に決まり!

今回は、絶品のうどんを提供する朝日町のうどん屋つる吉をご紹介します。

うどん屋つる吉のおいしさの秘密

うどん屋つる吉画像

この店舗を運営するのは、昭和6年創業の桑名市の製麺所、陣田屋商店。
歴史ある製麺所の、まさに〝自家製〟うどんがここで食べられます。

厳選した小麦粉と国産塩だけを使って丹念に打っているそうで、素材のよさを実感できます。
さらに、打ったうどんを少しの時間、寝かせるのも、おいしさのポイント。寝かせるから、ふっくらもちもちになって、歯ごたえとのど越しが生み出されるということです。

ところで、三重県でうどんといえば伊勢うどんが有名ですが、北勢エリアはこの伊勢うどん勢(と括ってもいいものか?)には入りません。
この店も、うどん自体は伊勢うどんのように柔らかくはなく、弾力性があります。
……ただ、西日本系の手打ちうどんのように、そこまで固くなくて、ちょうどいい食感が楽しめるんです。

つる吉の店内は、アットホームな雰囲気

うどん屋つる吉画像

お店はアミューズメント施設、アソビックスあさひの前にあります。アソビックスあさひの駐車場に車をとめられるので、便利。
店内は、ふらっと気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気です。

水やおしぼりとともにやってきたお通しは、スナックのようですが……。
お店の人に聞いたところ、これはうどんの切れ端からつくったかりんとうだということです。
製麺所直営ならではのお通しで、嬉しくなりますね。

これがメニュー。トッピングも豊富

うどん屋つる吉画像

これがランチのメニュー!
うどんの種類は主に「カレーうどん」、「ぶっかけうどん」、「温かいうどん」の3つあり、トッピングが充実しています。
これらすべての単品うどんには、ごはんとプチデザートが無料でついてくるので、……とってもお得!

うどん屋つる吉画像

さらにコスパのいい、ミニ丼のセットもありました。

もうお腹がすいて、我慢できません。
さあ、ここのうどん、ついに食べますよ!

人気のカレーうどんを注文してみた

うどん屋つる吉画像

待ってました!
今回は単品の「とり天・ちく天カレー」(1,000円税込)をチョイス。
単品とはいえ、無料のごはんとプチデザートが付いてくるので、ランチセットのようなボリューム感があります。

うどん屋つる吉画像

トッピングには鶏の天ぷら2個とちくわの天ぷらが半分入っています。

うどん屋つる吉画像

麺は大胆にズズズッと、いきましょう。
弾力がある麺は、小麦そのもののおいしさが詰まっています。カレーは程よい辛さで、うどんとの相性は抜群。鶏は唐揚げではなく、天ぷらにしてあるから、カレーとよく合います。
これはたまりません!

個人的にこの店で注目していただきたいのが、うどんの細さ。
これも伊勢うどんとは対極的ですね。太麺ではないからこそ、カレーによく絡まります。

そして、このカレーつゆにも注目。
一般的にうどん屋の提供するカレーうどんは、出汁が利いている印象ですが、ここは出汁感は控えめなので、無料でついてくるごはんが進むのです。まるでカレーうどんとカレーライスを同時に食べているようなぜいたくな気分。

製麺所直営だけあって、計算し尽くしてつくられているのがよく分かりますよ。

うどん屋つる吉画像

プチデザートのゼリーもすっきりして美味。大満足のランチでした。

三重にあって、伊勢うどんとは違う魅力を持った至高のうどん。あなたもぜひ、食べてみてくださいね。

うどん屋つる吉の詳細・アクセス

うどん屋つる吉画像

■場所
〒510-8102 三重県三重郡朝日町小向348-2
(Googleマップ)
■営業時間
午前11時30分〜午後2時00分
■定休日
日曜日
■アクセス
【車】
名四国道(国道23号)、和泉ICから約10分
伊勢湾岸自動車道、みえ川越ICから約5分
伊勢湾岸自動車道、みえ朝日ICから約7分
■web
うどん屋つる吉公式サイト

The Inabes

いなべ市を拠点とするクリエイター・デュオ。紙媒体やweb用のカメラ撮影、ライティング、デザイン等を行う。メンバーはunとQ。unは山沿いの三重県内キャンプ場に入りびたるアウトドア派。Qは愛する北勢を舞台にした小説執筆が趣味のインドア派。

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