冒険心に駆られ、木漏れ日の揺れる渓谷を奥へと進むと、涼やかな水辺の光景が目に飛び込んできます。川底まで見通せるほどの、澄んだ美しい水！ 眺めているだけで、心が洗われるようです。
昔は、夏といえば田舎ならではの豊かな自然の中で、こんな風にドキドキしたものですよね？
あの懐かしい夏のひと時を、もう一度体験させてくれる絶景スポットが、亀山市の石水渓。今回は、その周辺エリアの見どころと合わせて、ご紹介します。
石水渓に向けてスタート
美しい水辺の有名なスポットですが、訪れるのは……実は、初めてだったんです。だから、向かう道中から、本当にワクワク、ドキドキしていました。
石水渓は、亀山市北部の奥深くにあります。県道302号(亀山停車場石水渓線)をひたすら真っすぐに進むと、看板が見えてきました。
自然豊かな景観の広がる道をさらに進むと、渓谷の中へと入っていきます。さあ、あと少し。
石水渓キャンプ場の駐車場から歩いて水辺へ
目的地の石水渓キャンプ場に到着！ ……あれ、水辺が見当たらないですが……？
そうなんです。ここから水遊びスポットへは歩いて移動します。
なお、石水渓ではこのキャンプ場以外に駐車場はありませんので、ご注意ください。
この先の路肩や未舗装部分に駐車しないように呼びかけられています。ルールを守りましょうね。
水辺まで歩く景色も美しいこと！
10分程度は歩くので、荷物は軽めがオススメです。
水辺へと行くには、このバンガローが目印。トイレもありますよ。このバンガローを越えた辺りに……
川原に下りる道があります。木が生い茂っていて、日差しが気になりません。
ここを進むと、そこは、……すごいんです！
そこは、水辺の楽園
まさに、パラダイス！
猛暑を忘れさせてくれるほど、この澄んだ水は冷たいんですよ。
キャンプ場の駐車場からおよそ600m〜1kmの範囲で、このような水遊びができるスポットが点在しています。
自分だけのお気に入りの水遊びスポットを探すのも楽しい！
水辺で遊んだら、車で5分の坂本棚田へ
水辺で十分楽しんだら、次は近くにある坂本棚田へ。
ここは、日本の棚田百選に認定されている絶景です。約23haの土地に440枚ほどの田があるということですよ。
棚田へは休憩所やトイレがある散策の拠点「山の駅」にとめて、歩くのがオススメ。
段差のある広大な田のあぜ道を歩いていると、風が吹き抜けて穏やかな気持ちになりました。
棚田を巡らせてある水路は、手作り感があっていいですよね。
とっておきのご当地グルメは、ハンバーガー
旅の終わりには、おいしいものを！
石水渓や坂本棚田の近くには、こんな非日常感を醸し出してくれるお店があります。その名も「Burger ＆ Smile MAKER’S」。
この店は、三重県のブランド豚「さくらポーク」を使ったハンバーガーが人気です。
今回は、最もシンプルな「メイカーズ・バーガー」のポテト＆ドリンクセット(1,300円税込)をチョイス。店名の入った楊枝旗が、かわいいですよね。
人の目もはばからず、ガブッといくと、パティ(肉)がさっぱりしていて驚きます。バンズも表面がカリッとしていて、トマトやレタスといった素材のバランスが絶妙です。
1日をゆったり自然の中で過ごせて、おいしいものまで見つかる石水渓とその周辺エリアは、夏の日帰りの旅にぴったり。子どもの頃に経験したような、懐かしい夏の光景が満載です。
思い立ったその日に、ふらっと行ってみて、ノスタルジックな気分に浸ってみませんか？
詳細・アクセス
石水渓キャンプ場
■場所
〒519-0223 三重県亀山市安坂山町1178-3
(Googleマップ)
■web
亀山市公式ホームページ内「石水渓」サイト
石水渓キャンプ場公式ホームページ
■アクセス
【車】
東名阪自動車道、亀山ICから約20分
坂本棚田
■場所
〒519-0223 三重県亀山市安坂山町2590
(Googleマップ)
■web
坂本棚田保存会公式ホームページ
■アクセス
【車】
東名阪自動車道、亀山ICから約30分
Burger ＆ Smile MAKER’S
■場所
〒519-0222 三重県亀山市両尾町2070-4
(Googleマップ)
■営業時間
ランチ 午前11時00分〜午後3時00分
※ラストオーダー 午後2時30分
ディナー 午後5時00分〜午後9時00分
※ラストオーダー 午後8時00分
■定休日
火曜日 ※臨時休業あり
■web
Burger ＆ Smile MAKER’S公式Instagram @makers.burger
■アクセス
【車】
東名阪自動車道、亀山ICから約10分
