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あられにお茶を注ぐ!三重県のソウルフード、あられ茶漬けとは?
あられ茶漬けという食べ物を知っていますか。
三重県の広い地域で食べられている軽食で、田舎あられを使った、いわばアレンジレシピです。
あられにお茶をかけて食べるだけという、とってもシンプルながら、県民に愛されるあられ茶漬け。
シンプルだからこそ、様々なアレンジも登場し、飽きることなく楽しむことができます。
今回は、そんなあられ茶漬けの魅力をご紹介!
あられ茶漬けの作り方
あられ茶漬けの作り方は、とってもシンプル。
- 田舎あられをどんぶりの半分くらいまで入れる
- どんぶりいっぱいになるよう、熱いお茶またはお湯を上からかける
- 塩を一つまみ入れる
- しばらく(好みによって1~3分程度)待つ
- 好みの固さまであられがふやけたらできあがり
ただこれだけのことなのですが、あられ単体で食べるよりもずっとおいしく食べることができます。
特に、適度にお湯を吸ったもちもちかつふわふわした食感は、あられ茶漬けでなければ味わえない魅力が。
また、温かいお茶をかけることで、あられの香ばしさが際立ち、香りと味の両面から堪能することができます。
田舎あられの作り方
あられ茶漬けに使う田舎あられは、現在はスーパーなどでも購入することができます。
しかし、元々は各家庭で作られていたもの。
スーパーの田舎あられも充分おいしいのですが、やはり手作りにはかないません。
家庭で作る場合の田舎あられの作り方は次の通り。
- もち米をふかし、餅を搗く
- その際、好みにあわせて醤油や塩、ごま、黒糖などを加える
- 搗きあがった餅を1cmくらいの厚さになるまで延ばす
- ある程度乾いたら、1×2cmくらいの大きさに切り分ける
- 切り分けた持ちを、数日かけて完全に乾かす
これを冬の間に、その年1年間で食べる程度の量を作っておきます。
そして、食べるときに食べたいだけ炒り、楽しんでいるのです。
おすすめ、あられ茶漬けアレンジ
基本のレシピを紹介しましたが、あられ茶漬けにはひとりひとりの好みの数だけアレンジが存在。
ここでは、あられとの相性が良く、特にお勧めできるアレンジを紹介します。
緑茶と塩の代わりに、昆布茶や塩昆布を使う
あられの香ばしさに、昆布から出る出汁が加わり、一層深みのある味わいになります。
塩の代わりに黒糖や砂糖を加える
さり気ない甘みと、餅に含まれる塩味のバランスがとてもよく、日本らしく懐かしい味わいです。
ご飯を盛った上にあられをのせ、お茶漬けにする
お米×お米というとても斬新な組み合わせですが、あられのうまみがしっかり溶け出したお茶と、ほかほかのご飯の相性は以外にも抜群!
今回は、三重県のソウルフードあられ茶漬けについてご紹介しました。
食べたことがない方は、是非チャレンジしてみてくださいね。