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三重県発祥のスーパー食材!黒ニンニクとは?
三重県には、さまざまな秘薬があると言われています。古くは伊賀忍者の里として知られている三重県。現代でもそういった知識が生活に活かされているということでしょうか…?
黒ニンニクもその一つ。全国的に有名となり、青森県が産地として知られていますが、実は三重県が発祥なんです。今回は三重県発祥の黒ニンニクについて、ご紹介致します!
メジャーな健康食品、黒ニンニクって何?
そもそもニンニクの歴史は古く、紀元前4000年のエジプトで生まれたとされています。日本には弥生時代に伝わって以降、実に2000年以上もの間、栄養価が高い食材として親しまれてきました。そして黒ニンニクとは、普通の白いニンニクを温度や湿度が高い一定の環境に置くことで熟成発酵させた食品で、1999年に三重県尾鷲市で生まれたとされています。
現在では全国的に有名な青森県産が誕生したのは2006年のことで、それまでは三重県で発酵熟成されたものが販売されていたのですから意外ですよね。
発酵熟成された黒ニンニクは通常のニンニクとは違い、食感がドライフルーツのように柔らかくなります。また、味は糖度が増えて甘酸っぱくなり、ニンニク特有の臭みも消えるため食べやすくなります。体に良く、しかも普通のニンニクより食べやすいなんて、嬉しい食材ですよね。
黒ニンニクの効果は?何が良いの?
普通のニンニクでも抗菌作用、発ガン抑制といったさまざまな薬効が報告されていますが、黒ニンニクはさらに有効成分が高いとされています。がんやウィルスに感染した細胞と戦うナチュラルキラー細胞が活性化されるという報告がされており、その栄養価は世界的に見てもトップレベル。
お子様からお年寄りまで誰でも食べられて、気軽に栄養を摂取できる便利な食材。ただし、一度に多く摂取しても意味はないため、1日1欠から2欠くらいが目安です。また、普通のニンニクと比較して胃への刺激は少ないですが、熟成しきっていないものを大量に摂取すると胃もたれや下痢の原因になりますので注意しましょう。
黒ニンニクには他にも抗酸化作用、抗アレルギー作用、デトックス作用など、さまざまな効果が世界的な研究で認められています。
ニンニクはあくまで食材であり薬ではないため効果効能を断定できるものではありませんが、エジプトで生まれてから6000年以上の間、栄養価の高い食材として親しまれてきました。そんなスーパー食材が三重県の人々によって進化し、黒ニンニクとして全国的に有名になっているのは、すごい事だと思いませんか?
仕事などで疲れた体を癒してくれる効果が期待できる黒ニンニク、ぜひ発祥の地である三重県で味わってみてはいかがでしょうか。