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三重弁の「ささって」「はしかい」って何のこと?変わった三重の方言紹介します
三重県の方言は、よく「関西弁っぽいよね」と言われます。
確かに語尾に「~やん」とつけるところや、「ダメ」を「アカン」と表現するところなどは、関西弁と共通していますね。
ただ一方で、三重県ならではの方言もたくさんあるんです。
その中には、おもしろいものやびっくりするようなものも。
ここでは誰かに話したくなる三重県のおもしろ方言をご紹介します!
Table of Contents
「ささって」っていつのこと?
明後日の次の日のことを標準語では「しあさって」と言いますが、三重県ではこれを「ささって」と表現します。
じゃあ、三重県には「しあさって」という言葉はないの?
…「しあさって」も、あるんです。
ややこしいのですが、
三重県では(多くの人が)「しあさって」を「4日後」という意味で使用しています。
つまり、【明日】→【あさって】→【ささって】→【しあさって】ということです。
三重県民と「しあさって」に約束すると、日にちを間違える可能性があるので注意しましょう。
「はしかい」ってどんな感じ?
身体が痛痒くなることを三重県の方言では「はしかい」といいます。
また、喉がいがらっぽいときや、毛羽だった服を着るときに「はしかい」を使う人もいます。
三重県の中でもどちらかといえば伊勢市など、三重県南部の人が使う傾向にあるようです。
「みじゃける」って何をすること?
壊す、潰すなど何かを破壊するときに三重県民は「みじゃける」という言葉を使います。
「破壊する」というとパンチがありますが、三重弁だと、なんだかかわいい印象になりますね。
「つる」と学校で言われたら?
学校で清掃をするときに、机を教室の後ろに運びますね。
三重県ではこの行為を「机を運ぶ」ではなく、「机をつる」と表現します。
筆者の身の回りの話ですが、「机つり係」という係が存在する学校も。
三重県以外に、同じ東海圏の中で、愛知県名古屋市や岐阜県でも「つる」と表現する地域があります。
「ほる」と言われてもスコップはいりません!
三重県民が口にする「ほる」は「掘る」「彫る」だけでなく、「捨てる」という意味もあるんです。
これは北部・南部問わず三重県全域で使われているよう。
「放置しておく」というよりは「きちんと捨てる」という意味合いが強いです。
そのため、三重県民に「ほっといて」と言われたら、きちんとゴミ箱やゴミ捨て場に捨てましょう。
まとめ
三重県特有の方言として今回いくつか紹介しましたが、これらはごく一部。
三重県内でも地域によって使用される方言が異なるのも特徴ですね。
筆者の住んでいる地域では使わない「何それ?!」な方言も、たくさんあります。
まだまだ奥が深い三重弁ワールド!
これからも一緒に探索していきましょう。
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