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履歴書・職務経歴書の書き方

履歴書・職務経歴書の書き方

求職者にとって、企業への応募の第一歩となることが多い「履歴書」や「職務経歴書」について、採用担当者が特に重視するポイントや書き方のコツをいくつか紹介します。厚生労働省が2024年10月に発表した8月の全国有効求人倍率は1.23倍で、求人数が求職者を上回る“売り手市場”の状態が続いていて、一部の企業では応募者を確保するため、応募書類不要を謳っている企業を見かけることは多くなってきました。ただ、大半の企業は応募の第一ステップとして、履歴書・職務経歴書の提出を課しているのが実情。

たかが、応募書類。されど、応募書類。

企業の採用担当者は、応募者がどういう職務を経験してきて、なぜ応募してきたのか。本当に自社へ入社意思があるのか、面接へのステップへ進むかどうかを書類から判断しています。そのためにもまず、採用担当者が会いたくなるような応募書類の作成を心がけましょう。

この記事を要約すると

  • きれいで読みやすい応募書類が採用の第一歩となる
  • 具体的な数値を明示して、採用担当者にあなたの経験・スキルをイメージしてもらう

目次

履歴書

読む側の立場にたって、採用担当者に「好印象」を与え、興味を持って職務経歴書に読み進めてもらうことを意識しましょう。

<フォーマット>
市販の履歴書でも大丈夫ですが、複数枚作成することを想定して、手書き指定がない限りがWeb上から、
フォーマット・テンプレートをダウンロードして入力しておき、データ保存しておく方法がおすすめ。
最近では、スマートフォンで効率的に作成できるアプリもあります。
また、手書き指定の場合、言うまでもなく、読みやすい丁寧な字を書きましょう。
<学歴>
高校入学から記入して、学校名や学部・学科名は省略しません。(〇〇県立△△高等学□□科など)
卒業した学校の公明や学部名が変更されている場合は、当時の名称と現在の名称のどちらも記載します。
また、転入学や編入学の場合、それぞれその旨を履歴書上にも明記します。
<職務経歴>
学歴記入欄から1行あけてから「職歴」と書き、さらに1行下から職歴を記入します。
時系列で上から順番に正式な社名・部署・雇用形態を記入して、よほどの短期間以外は全て書きます。
主な部署異動は時期も合わせて記載し、スペースがあれば一行で簡潔に職務内容を記入しても良いです。
<志望動機>
応募先の事業内容や企業理念などをしっかりと理解して、それに合わせた具体的な内容を記入します。
なぜ数ある企業の中から、他の企業ではなくこの企業に応募するのかを整理して伝えて、応募先企業が
「なるほど。だから当社に応募してきたのか」と納得してもらえるよう具体的にどこに興味を持ったのか説明しましょう。
<自己PR>
企業は応募者がアピールする強みが、入社後に自社で活かして活躍できる人材であるのかを見ています。
求人職種の仕事内容はもちろん、可能な限り企業の文化・風土への理解を深め、自身の強みであるスキルやマインドセットのうち、求める人物像と合致する部分がいかに企業に貢献できるかをアピールします。
<写真>
一番最初に目に入る大事な要素なので、服装や髪型・表情に気を付けて納得できるものを貼付します。
基本的には3ヶ月以内に撮影したものを使用するのが一般的です。
<空欄>
空欄は避けて、「特になし」と記入して全て埋めるようにしましょう。

履歴書

職務経歴書

これまでに在籍した会社の正式名称や事業内容の他、業務内容・在籍期間などを明記して、どのような役割を果たし、スキルを身に着けたのか記入することが重要です。また、定量的な指標である数値などを具体的に記入すると同時に、どういった思いや考えで仕事に取り組んだできたかなど定性的な内容も一緒に記入することで、企業側がよりあなたへの理解を深められます。

<業務内容/プロジェクト>
業務全体の規模感や影響範囲、部門の中で果たした自身の役割や立場、使用した技術やツールを
詳しく記入することで、汎用スキル・専門スキルが伝わりやすくなります。
また、技術やツールは一覧で記載するなど、専門性を理解してもらいやすいよう工夫しましょう。
<成果>
数値で具体的に明示すことが望ましいです。例えば、「目標に対して5期連続110%以上での達成した」や「予定納期より1か月早く完了した」など適切に数値を用いることで、成果への説得力が増します。
また、成果を「点」でなく「線」で記述し、ストーリーとして取り組みに発展性を持たせましょう。
<スキルマップ>
自身のビジネススキルや技術スキルを一覧化して、一目で強みをアピールするのも効果的です。
また、企業側が一目であなたの強みを理解することになり、面接においても質問される可能性がありますので、記載事項は適切に答えられるように整理しておきましょう。

履歴書/職務経歴書 共通

<誤字脱字>
誤字や脱字は厳禁。せっかく綺麗で中身を充実させたとしても、一つの誤字脱字でケアレスミスの多い人と思われる可能性があるため、しっかりと見直しましょう。
<具体的な表現>
可能な限り抽象的な表現は避けて、具体的な表現を使うことで、経験やスキルが伝わりやすくなります。
例えば、「個人に与えられた目標達成のために努力した」といった抽象的な表現で留めるのではなく、
「新たなツールを導入して、生産性を120%向上させた」といった具体的な成果を記入しましょう。
<カスタマイズの重要性>
応募先の企業や職種に応じて、一定程度、内容や表現をカスタマイズすることが重要です。
企業の求めるスキルや経験に合わせて強調するポイントを変え、高いアピール効果を狙いましょう。

履歴書/職務経歴書 共通

まとめ

履歴書や職務経歴書は、転職活動において、非常に重要な役割を果たします。採用担当者は自分の上司である人事責任者・経営者と面接調整する際には必ずと言ってよいほど、履歴書・職務経歴書を手元に出しながら説明します。また、応募書類を記入することでこれまで自身が歩んできた職歴をイメージしながらキャリアを振り返ることができ、その後の面接での受け答えにおいても武器となり得ます。より良い結果のために、自分自身をしっかりとアピールして、希望する仕事を手に入れましょう。

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