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地域お役立ち情報
いなべ市に来たらまずここへ!にぎわいの森を完全ガイド
鈴鹿山脈の藤原岳のふもとに広がる山辺のまち、いなべ市。
このまちは地域の素材とクリエイティブな感性を活かして、他の市町村ではなかなか例のない地域おこしを実践しています。
その象徴的な施設が、ここ、にぎわいの森。
鳥のさえずりが聞こえる森の中にかわいいお店がたくさんあって、オシャレなナチュラル系の商業施設にしか見えませんが、……実はここ、市役所のプロデュースによるものなんです! 市役所の敷地内にあるので、市役所の駐車場に車を停めてお店がある森を巡ります。
ここが図書館や道の駅のように公的につくり出された施設だとは、まず気付かないのではないでしょうか。しかも、森の中に軒を連ねるのは、有名な店ばかり。
今回は、いなべ市のおいしい食材や素材をうまく使って、かわいくてオシャレな商品を販売する画期的な施設、にぎわいの森をご紹介します。
にぎわいの森はこんな施設
ここは、もともとは未整備な状態のうっそうとした森でした。市役所が新庁舎を立てるタイミングに合わせて、この森を程よく切り拓き、同時にこのにぎわいの森も建設したそうです。
市役所が自ら、庁舎建設の一環で商業施設をプロデュースし、しかも名古屋や大阪から有名な店舗に出店してもらって運営しているので、……かなりアグレッシブなまちづくりですよね。
このようににぎわいの森には、木々に囲まれたテラス席がいっぱいありますよ。
犬を連れて歩いてもOKですし、テラス席周辺には犬をつなぎ止めるフックも多数あります。(ただし、犬は店内には入れません)
にぎわいの森で買ったパンやホットドッグ、スイーツなどを、こんな緑に囲まれたテーブルで食べられるのって、ぜいたくですよね。
店舗① キッチュエビオいなべ
さて、ここからはにぎわいの森にある店舗を全部紹介していきますよ。
まずは、フードブティックの「キッチュエビオいなべ」。
広いフロアに、オーガニックを中心にしたワインや調味料、スイーツ、ドレッシング、お菓子など、厳選されたこだわりの商品が並びます。
個人的にはジャムやドレッシング、ハチミツ、チーズ、チョコレートなど、品数が多くて、もう大興奮。
いなべ市産の商品もオシャレにレイアウトされていました。
店内にはキッチンとテーブルがあって、ランチの営業をしています。
ここのデリプレートランチも大人気。森のテラス席に持ち出して食べるのもオススメですよ。
ここは、大手ショッピングセンターでは見かけない商品ばかりですので、買い物が楽しいんです!
【冬季期間(2023年12月〜2024年2月)の詳細】
■営業時間
平日 午前11時00分~午後4時00分
日曜日・祝日 午前11時00分~午後5時00分
ランチ 午前11時00分~午後2時00分(O.S.)
■定休日
火曜日・水曜日
年末年始は、2023年12月26日〜2024年1月3日まで休み。1月4日から営業開始。
ランチは1月5日から営業開始。
【春季〜秋季の通常期間の詳細】
■営業時間
午前10時00分~午後5時00分
ランチ 午前10時30分~午後2時00分(オーダーストップ)
■定休日
火曜
■web
キッチュエビオ公式ホームページ
Instagram @kitschetbio.inabe
店舗② cafeRob いなべ店
続いては、「cafeRob いなべ店」。
キッチュエビオいなべと同じ建物の中にあります。
プルップル、ふわしゅわ台湾パンケーキやホイップクリームをパンケーキで挟んだパンどら、タピオカなどのドリンクで知られる人気のカフェですよ。
ここの商品はどれもカワイイので、食べる前にケータイで写真を撮りたくなるものばかり。
にぎわいの森のテラス席で、パシャリ。……ほら、絵になるでしょ?
こちらは、テイクアウトの「チョコバナナケーキ」(900円税込)。
シマシマのチョコの模様がかわいい!
このほかcafeRob いなべ店ではランチに、牛肉100%のハンバーグステーキも販売しています。
■営業時間
カフェ 午前10時00分~午後5時00分
(午後4時30分オーダーストップ)
※テイクアウト可
ハンバーグのランチ 午前10時00分~午後2時00分
※テイクアウト不可
■定休日
基本はなし
※年末年始は2023年12月30日~2024年1月3日の期間、休業。
■web
cafeRob公式ホームページ
Instagram @caferob_inabe
店舗③ 魔法のぱん
続いては、東海地区を代表するパンの名店、「魔法のぱん」。
東海テレビ「タイチサン!」(毎週日曜、ひる12時放送)で2022年3月に放送された「今食べたい!絶品パンランキング2022」で、見事、第1位に輝きました。
いつも長蛇の列ができるほどの人気で食パンやデニッシュ、ハード系、総菜系とどれも一品一品のクオリティが高くて驚きます。
こちらが、テレビ番組のランキングでパンの評論家が高く評価した、「りんごのデニッシュ」(230円税込)。
この店については、本サイトでも2022年9月に記事を公開しています。
こちらもぜひ参考にしてください。
■営業時間
午前9時00分~午後6時00分(売切れ次第終了)
■定休日
火曜日・水曜日
※年末年始は2023年12月26日~2024年1月1日の期間、休業。
1月2日と3日は午前9時00分~午前11時00分までの営業。
■web
Instagram @mahou.nopan
店舗④ r26(エールヴァンシス)
こちらは、大阪の有名な「パティスリーラヴィルリエ」の姉妹店、「r26(エールヴァンシス)」。
ここのスイーツは、繊細かつ大胆なアレンジばかりで、食べるとおいしすぎて、思わずため息が出てしまいます。
店内にはバスクチーズケーキや、ガトー、マカロン、クッキーなど、オーナーが細部にいたるまでこだわりを詰め込んだ、芸術作品のようなスイーツがズラリ。
まるで宝石みたい!
この中央にある緑の色鮮やかなクッキーは、「ディアマン・イワキ」。地元イワキ製茶のかぶせ茶を使った厚焼きクッキーです。これはお茶の風味が香ばしく絶品ですよ。
こちらは「モエルー・ショコラ」(410円税込)。
中心部が半生になっていて、電子レンジで10秒ほど温めると、中がトロトロになります。香り高く気品に満ちた味わいで、食べると私の心までトロトロになってしまいました。
■営業時間
午前10時00分~午後5時00分
■定休日
火曜日・水曜日
※年末年始は、2023年12月26日〜2024年1月3日まで休み。
■web
Instagram @r26.518
店舗⑤ 食肉加工屋FUCHITEI
名古屋のビストロとして名をはせたFUCHITEIは、今、にぎわいの森にあります。その名も「食肉加工屋FUCHITEI」。
豊かな自然の中で、いなべ産ブランド豚「さくらポーク」を使ったソーセージやホットドッグ、テリーヌが大人気です。
店に入ると、まるで映画のセットのようなノスタルジックな窯が目に飛び込んできました。
ここで、スタッフが火加減をしてソーセージやパンを焼いているんですね!
添加物を一切使わないことが売りの安心安全なホットドッグは、このように手作業で作られていました。
ちなみに、このソーセージを挟んでいるパンは、お隣の魔法のぱんのハード系を使っています。
悩みに悩んでオーダーしたのが、田舎風テリーヌサンドのセット(1,590円税込)。
テリーヌに使っているのは、いなべ市のブランド豚のさくらポークです。
サラダの野菜だけでなくドリンクの甘夏ソーダまですべて、いなべ市産のものばかりなんですよ。
さあ、口を大きく開けて、ガブリ!
優しい味……でも食べ応えもあって、豚肉の旨さが口の中に広がります。まるでフレンチのメインディッシュを食べているようで、大満足。ハードのパンはカリカリに焼けていて、テリーヌとの相性は抜群でした。
店頭ではベーコンやテリーヌ、ソーセージなどの食肉加工品を販売していますので、テイクアウトして家庭料理で使ってみてはいかがでしょうか?
■営業時間
【土日祝】
食肉加工品販売 午前10時00分〜午後5時00分
ファストフード販売 午前11時00分〜午後5時00分(午後4時00分オーダーストップ)
【平日】
食肉加工品販売 午前10時00分〜午後4時00分
ファストフード販売 午前11時00分〜午後4時00分(午後3時00分オーダーストップ)
■定休日
火曜日・水曜日
※年末年始は、2023年12月26日〜2024年1月4日まで休み。
■web
食肉加工屋FUCHITEI公式ホームページ
Instagram @fuchitei.inabe
店舗⑥ inabe’s Shop
店舗として最後に紹介するのは、「inabe’s Shop」。
その名のとおり、いなべ市の地域素材をうまく使ったカジュアルな産品が並びます。お土産を買うなら、ぜひここへ。
森の風景に溶け込むログハウスで、とてもオシャレ……。
見てください、いなべ市のクリエイターたちが生み出す、デザイン性と機能性にすぐれた商品を!
いなべオリジナルなものばかりで棚を埋め尽くせるってすごいですね。
店内では地元の農産物やスイーツ、菓子類なども販売しています。
■営業時間
午前10時00分~午後4時00分
■定休日
火曜日・水曜日
※年末年始は、2023年12月29日〜2024年1月3日まで休み。
■web
Instagram @nigiwai_no_mori
日曜日にはマルシェを開催
にぎわいの森では、毎週日曜日にマルシェを開催しています。
森の中に食品や雑貨、加工品などを販売するテントが並びますので、初めてという方は日曜日に行くのがオススメ。
駐車場も無料な上、スペースがたくさんありますよ。
さて、皆さん。この記事で最初にお伝えしたこと、覚えておられますか?
カジュアルな店がたくさんあって、民間企業が生み出した商業施設のようにしか見えませんが、……実はここ、市役所のプロデュースによるものなんですよ!
ということは、既成の概念にとらわれず……と言いますか、規制をぶち壊すかのようにして、本気で市全体がまちづくりに取り組んでいる、ということではないでしょうか。
このほかにもいなべ市にはアウトドア・フィールドや自然体験など魅力あるコンテンツがいっぱいあります。
どんなまちなのか気になったら、まずはにぎわいの森へ行って、おいしいものを食べながら知ってみませんか。
にぎわいの森の詳細・アクセス
■場所
〒511-0428 三重県いなべ市北勢町阿下喜31
(Googleマップ)
■アクセス
【車】
東海環状自動車道、大安ICから約15分
東名阪自動車道、桑名ICから約30分
東名阪自動車道、四日市ICから約40分
■web
にぎわいの森公式ホームページ
Instagram @nigiwai_no_mori