三重ブログ

伊勢海老の名前の由来は伊勢で捕れたから……え?違うの?

 

三重県グルメの代表選手・伊勢海老

三重県のグルメといえば「伊勢海老」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
実に堂々とした姿で1kgほどにもなる大きなエビであり、高級食材の代名詞ともいわれます。

伊勢海老の旬は海が荒れる冬であるといわれていますが、一年中食べることができそうなイメージですよね。しかし、漁期は10月から4月までと決められています。これは伊勢海老の産卵期が5月から8月であり、種を守るための制限なのです。

また、千葉県の方が漁獲量が多いなんていわれていますが、平成26年の大海区都道府県振興局別統計を見ると三重県は264トン。対して、千葉県は259トンと、現在のところ三重県がトップを守っています!
(参考:平成26年漁業・養殖業生産統計)

伊勢海老の名前の由来とは?

「伊勢」海老という名前から、伊勢海老の名前の由来は「伊勢で捕れたから」といった感じなのだろうという予想が立てられますよね。

しかし、そうとはいいきれないのです。

1709年に書かれた生物学書「大和本草」には、「この海老、伊勢より多く来る故、伊勢海老と号す」と記されており伊勢由来の説も、もちろんあります。しかし、産卵期は磯にいることが多いため磯エビが訛ってイセエビになったという説もあるのです。また、カブトが武士の甲冑に似ており威勢のいい様子から、武家が好んで食しイセエビとなったという説など諸説聞かれ、真相は分かっていません。

伊勢志摩と伊勢海老

色々な説があるようですが、伊勢の観光資源としても大切な伊勢海老。お刺身やバーベキューなど食すのはもちろんのこと、最近では伊勢海老釣りが流行っており、志摩市でも体験できる施設が人気です。
毎年6月には「伊勢えび祭」も開催されますが、三重県民であっても訪れたことのない方も多いでしょう。

伊勢海老の魅力に触れる貴重なチャンス、この機会に志摩に足を伸ばしてみるのもいいかもしれませんね。