三重のご当地商品「はさめず」「この味」って何のこと?

  1. 三重北勢

地元ならではの素材やこだわりが詰まったご当地商品。
長くその土地で愛されてきたものも多く、地元の人には「アレ」だけで通じるほど慣れ親しんだものもあります。

中には、地元では普通に通じるがゆえに、地元以外の人が一目見ただけではわからない、不思議な名前の商品も。

今回は、おそらく名前だけでは何のことかわからないと思われる「はさめず」と「この味」という三重のご当地商品を紹介します。

三重のご当地商品「はさめず」と「この味」

悩む

「はさめず」

「はさめず」は、福岡醤油店の薄口醤油の商品名なんです。

伊賀市にある製造場所は、全国から見学者が訪れるほどの人気スポット。
100年以上の歴史を持つその蔵は三重県登録有形文化財にも指定されており、全国でも数少ない現役で稼働しているキリン圧搾機などを見学することができます。

こぼれ落ちてしまう液体であるためか、昔は「箸ではさめないもの」と呼ばれていたことから「はさめず」と名付けられたとのこと。

気になる味ですが、まろやかで、どんな料理にも合うテイストになっています。

参考:特徴・こだわり|福岡醤油店

「この味」

「この味」は、うま味調味料の商品名。

四日市市の有名店、県内各地のうどん屋さんなどで使われています。
現在は地元スーパーでも販売されていますが、昔は有名店でこっそり使われていた、いわゆる「かくし味」でした。

何にかけてもおいしい「この味」。卵かけご飯など、シンプルなメニューにかけるだけで、味をグレードアップさせられる万能品。
塩がベースとなっているため、そのまま舐めると塩気が目立ちますが、かけて食べると昆布や椎茸のうま味もしっかりと感じられます。

こちらも60年以上前から販売され、多くの料理に使われてきた調味料。
地元の「この味」として愛され続けています。

参考:うま味調味料「この味」とは?:調味料販売「この味本舗」

調味料は故郷の味

とりの網焼き

今回はご当地商品の中でも不思議な名前の調味料2つをご紹介しました。
他にも、松阪市のB級グルメ「松阪鶏焼肉」に使う「とり味噌のたれ とり焼いて食ったらええやん」など、変わった名前のご当地調味料もあります(この味、はさめずよりずいぶんわかりやすいですね笑)。

調味料やその名前からは、その土地の歴史や育まれてきた食文化を感じることができますね。

毎日の料理に欠かせない調味料。
地元の調味料を使った料理の味は、まさに「故郷の味」といえそうです。

中井

伊勢市二見町生まれ。高校まで伊勢で育ち、大学から三重を出てそのまま県外に就職。30歳の時、親の病気をきっかけに地元伊勢に戻る。2014年、株式会社ロジセンスを設立。自身のUターン経験から着想を得て、地元三重への地域貢献を目的にキャリアベース三重を立ち上げる。

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